2016年12月1日木曜日

ヨシュカル・オラのマトリョーシカ


久しぶりに、ヨシュカル・オラのマトリョーシカに出逢いました。
ドイツの蚤の市に並んでいたものらしい。



ヨシュカル・オラは、ロシア連邦のマリ・エル自治共和国の首都で、マリ・エル自治共和国には、おもにマリ人が住んでいます。
ソヴィエト時代には国営工場があり、オリエンタルな、のんびりしたお顔のマトリョーシカがつくられました。


マリ・エル共和国で検索していたら、麦畑の写真がありました。どちらを見ても地平線でしょうか。
こんなところに住む人たちと、平野の少ない小さな島に住んでいる私たちとでは、たぶん世界観が大きく異なっていることでしょう。


マトリョーシカに描かれている、マリ人の民族衣装を着た女性たちの写真もありました。


こんな楽器の写真も。
膨らんだところに空気が入っているみたいですが、膨らんだ部分は、一体何でできているのでしょう?ロシア語で書かれているので、さっぱりわかりません。


同じ楽器を演奏している、昔の写真です。


こんな写真もありました。
素敵な白樺細工の箱、木を刳り抜いた匙。なんだかわからない白樺の皮を巻いたものは、あの楽器の一部でしょうか?後ろの歯車のようなものは何でしょう?興味津々です。
マリエル共和国に行ってみたくなりました。


脱線してしまいました。
入れ子の娘たちは九人です。


手持ちのヨシュカル・オラのマトリョーシカたちと比べると、プラトークの結び方が違い、腰に巻いた帯を垂らしたところも違います。
左からそれぞれ、九人、七人、六人、五人のセットです。


マトリョーシカの手を見ると、上から四番目の写真の女性たちの垂らした手と、そっくりです。

この写真は一番大きい娘たちだけで、小さい娘たちは中に入っています。
左端のマトリョーシカの娘たちのプラトークの色は、一番上の写真のように、大きい娘から順に黄、青、黄、緑、黄、青、黄、緑、黄となっています。
一番大きい娘たちだけを背の順に並べた写真でも、黄、青、黄、緑になっているのは、おもしろい偶然です。








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