2016年9月25日日曜日

助っ人の来た日

昨日は、夫の昔の職場のSさんとKさんが、神奈川県から遠路はるばるお手伝いに来てくれました。
そんなとき夫は必ずプロジェクトをつくります。普段の作業はエンドレスですが、一定時間内で完成する作業で、手伝ってくださった人たちが達成感が得られるようにするためです。
また、一人では手をつけかねる、作業量の多い作業を選び、重いものを持ってもらったりもして、一気にことを運びます。


というわけで、昨日は万能木工機、テーブルソー、そしてまだ移動させていないスライド丸鋸から出る木屑を、集塵機で一ヵ所に集めるための配管をしてもらいました。
 

敷いて固めた砕石を掘り返すのは、力が要る作業です。
掘った所に塩ビ管を埋めてつなぎ、三ヵ所で立ち上げました。


その管の、一方の先を集塵機に結びます。


集塵機は、またしてもヤフーオークションで落札、200ボルトですから、木くずを強力に吸い込むはずです。


あらっ、テーブルソーの木屑は下の箱にたまるのですが、ずいぶん高いところに吸い込み口があります。


そして、万能木工機の鉋屑が出るところは、ずいぶん下に吸い込み口があります。
もっとも、高いところにあったら、作業ができませんが、どうやって飛散する鉋屑を集められるのか、私にはちょっとわかりません。
吸い込み口が鉋屑が出てくる方向を向いていませんし。
 

作業台に乗せて使うスライド丸鋸の吸い込み口も低いところにあります。
夫には、どんなアイデアがあるのでしょう?うまくいくといいのですが。
Sさん、Kさん、ありがとう。




2016年9月24日土曜日

カンボジアの水入れ

居間の棚の掃除をしていたら、カンボジアの水入れの籠が二つ重ねてあるのを見つけました。
「あれっ、二つあったことはすっかり忘れていたなぁ」
昔書いたブログを見返しましたが、大きい水入れは一つしか出てきません。そのとき、一つはいったいどこに仕舞っていて、どこからでてきたのでしょう。


縁の始末がちょっと違いますが、ほぼ同じ大きさです。


水入れの内側の底にはおへそのような突起があります。
竹ひごをどう収めたんだろう?難しそうで、想像もつきません。


そして、外側から見た底のくぼみです。


小さい水入れの内側。
こちらは何か樹皮でも貼ったのか、細いひごの姿は見えません。


外側。
 

タイ、ビルマ、カンボジアなどでは、籠に漆などの樹液を塗って水を漏れなくして、水入れやコップとして使っていました。
土でつくるよりずっと軽く、アルミが使われる前の金属のように、錆びを気にする必要がありません。


塗った樹液が剥がれることもありますが、そんなときはまた塗りなおせばいいのです。
カンボジアでは水入れだけではなく、お米の測量升や手箕などにも、 目詰まりを防ぐためと、荒い仕事にも耐えるように、よく樹液を塗ります。


水入れの竹籠は、底の中心を尖らせて編むと決まっているところが、面白いと思います。








2016年9月23日金曜日

展示室


遊びに来たO.Mさんが、展示室の写真を撮ってくれました。
他の人が撮ってくれた写真は、ちょっと新鮮です。


西側の壁。


それにしても、満員です。


いやはや。




2016年9月22日木曜日

たかが引手、されど引手

アスファルトを舗装してくれる業者さんが、まだ前の仕事の片がついてないということで、着工が延びています。雨もよく降っているし。
九月着工を予定して、すでに万能木工機やテーブルソーなど大きな大工道具を運び終えたのに、その機械たちを使うことができず、なんとなく宙ぶらりんです。
とくに、大型大工道具抜きでは、家具建具はつくれません。


というわけで、引き出しづくりは中断はしていますが、引手だけは注文して、届いています。


この引手は見るからに安っぽいけれど、引き出しをたくさんつくろうとしているのだから、高額の引手は買えません。
一個100円の引手は、ありがたいものです。


上は、ずいぶん前にミシンを入れる箱の取っ手にしようと買った、ビンテージの引手です。
風格がありますが、ビンテージだと数はそろわないし、値も100円というわけにはいきません。


こちらのネームプレートつきの引手は一個200円でした。
某100円ショップでも売っているらしいのですが、近所にあるのは別の系列の100円ショップばかり、遠くに買いに行くための交通費などを考えると、まあまあの値段です。
 

長く見ていても飽きない形で、しかも値段の安い引手は、なかなか見つかりにくいものです。

一個1,000円くらい出せば、手づくりの、鉄の味のある引手もあります。でも、それを20個も買うとなると、20,000円。それだけあれば、小引き出しが四個も五個も買えてしまいます。一つの小引き出しには、四、五個の引き出しがついていますから、引き出し一つと引手一つの値段が、だいたい同じということになります。それなら、引手を買わないで、いっそ引手つきの引き出しを買った方がよっぽどましでしょう。

でも、引手20個が2,000円で買えるなら、材木の方は古材や端材があるので、小引き出しを買うよりずっと安い値段で20個ばかりの引き出しができる計算になります。
さて、いつ頃予定した引き出しができて、全部の引手をつけ終わるでしょうか?ネームプレートつきの引手がまだ9個残っていて、一文字の引手は20個も買ってしまいました。






2016年9月21日水曜日

蒲細工

ガマはイネ目ガマ科の植物で、日本には、ガマ、ヒメガマ、コガマが自生します。
ガマ細工には、どうやらヒメガマの葉を使うようです。


このあたりに生えているガマの葉は、こんな感じで、


この写真の葉とは、ずいぶん感じが違います。
ガマは湿地、水の中に生える草ですから、茎は根に空気を送るために、葦のように空洞です。そして、葉にも空気管が走っています。

与那国研究会より
 
この空洞を活かして、与那国研究会の皆さんは、鉄器も銅器もない、石器すらほとんどない三万年の昔に、人々はどんな舟で大洋を渡っていたかと、ヒメガマの舟を試していらっしゃいます。


岡山県蒜山(ひるぜん)のガマのバッグは、端の始末が見事過ぎ。
中敷きの端は切りっぱなしですが、中敷きを取ることができないので、端を見ることができません。


こちらはチェコのオロビネツ(ガマ)の籠です。

ミラベルカHPより

チェコの、いろいろな手仕事を紹介しているミラベルカで購入したもので、現在チェコで、ガマを素材から集めて編んでいるのは、イベタさんとその娘さん二人の三人だけだそうです。


チェコのオロビネツ(ガマ)の籠は、底を編んで、縁へと編み上げています。


そのため、端の始末は、縁の下でやっています。


オロビネツの断面に、たくさんの空気管があるのが見えます。
その内側もスポンジ状、これら空気の管はクッションになり、浮力にもなり、また保温力にも優れています。


籠もいいけれど、ござに編むと、夏は涼しく冬は暖かく、稲わらとは比べ物にならない気持ちよさだったと思います。


トラちゃん、それはちょっと小さすぎるでしょう。






2016年9月20日火曜日

出番ですよ


重い石皿、大人数のときは使えません。
「ちょっとそれまわして?」
と言われても、すいすいとはまわせないからです。
昨日は遠来のお客さんが一人だけ、三人なら使えます。


といっても、石皿は直径30センチもあるのに三人だけだから、ナスは薄く並べます。


おおつのくんも、こんなときには使えます。
と言っても、中に入れたかぼちゃサラダは、三人前ですからほんのちょっぴりです。
昨日、さがしてもさがしてもレーズンが見つからず、かぼちゃサラダには松の実しか入れるものがありませんでしたが、今朝になってレーズンが見つかりました。


カツオのたたきは季節柄、ミョウガたっぷりです。
雨が激しく降って来たので、庭のしその実を加えるのは割愛しましたが、あらかじめ採っておいた、分葱は使いました。
このお皿は妹のつくったもの、薄くて使いやすいので、これは出番の多いものです。


このほかには、カンボジアのおふくろの味、サッチモアン・チャー・クニャイ( 鶏肉のしょうが炒め)と山椒ご飯もつくりましたが、出したのは宴たけなわで、写真はありません。


久しぶりの食卓に、嬉しそうな石皿とおおつのくんでした。








2016年9月19日月曜日

万屋さん

泊まり客があるので、脱衣場の乱れ籠の中を整理しました。
普段、洗濯機の上の棚に置いていて、タオルやらシャワーキャップやら入れていますが、お客さんとなると中を整理して、お客さん用のタオルだけにします。


長い方が53センチくらいあります。

この乱れ籠は、ひたちなかに行く途中の汐ヶ埼の道路わきにある何でも屋さんからきたものです。
その店の外の窓の下には細い縁台が置いてあって、店を開けているときは、そこに数種類の籠が並びます。箕、肥料籠など、昔からの籠ばかりで、何度か入ってみました。

この数年は目新しいものを見ることもないので、店の前は素通りしてしまいますが、縁台に籠が並んでいるかどうかは必ず確認して、並んでいると、なんだかほっとしています。
店番は、いつも年配の女性だけ、他のお客さんに出逢ったためしはありませんが、田植えの季節には田植えの季節に必要なものが、刈り入れの季節には刈り入れの季節に必要なものが並んでいるようでした。

さて、この籠は、売り物ではなく、室内で商品を並べている籠でした。
同じものが欲しいと言うと、もう何十年も前から、この籠は扱っていないとのことでした。


では、差し支えなかったらこれが欲しいと言ってみたら、長年使ったものだからと、500円で譲ってくれました。
 

以来、洗濯機の上の棚に陣取って、役に立ってくれています。
それにしても、各町、各村にあった何でも屋さんさんは、ほとんど消えてしまいました。

さて、先日骨董市に行くと、
「ビー玉いいらない?ちょっと珍しいでしょう」
とおもちゃ骨董のさわださん。
「いらない。前にも同じようなのを持って来たじゃない」
「じゃぁ、このおはじきは?」
「それもいらない。ガラスの独楽はないの?」
ガラスの独楽はたくさん持っているというのに、それでも訊いてみました。

「ないなぁ。何でも屋も、駄菓子屋もみんなコンビニになっちゃったからね」
そうか、魔法のようにいろいろな昔のおもちゃを集めてくるさわださんにしても、観光地土産のこけしのような、一般家庭から出てくるものは別として、何でも屋さんのデッドストックなどは見つけにくくなっているようでした。