2017年10月20日金曜日

ヒデヨシs


アタゴオルのヒデヨシの貯金箱です。
お腹にしっかりとコインを入れる穴を持っていて、ヒデヨシの気楽にやろうぜ感とともに、ちゃっかり感がよく出ています。


漫画でのヒデヨシの髭はまっすぐですが、立体になるとくるっと巻いています。


「風呂猫」の商品(たぶん)で、底にはますむらひろしの陰刻があります。


ヒデヨシは、もう少し大きいものを持っています。
2001年に、つくられたものです。嬉しいことに、3.11の地震で、割れませんでした。


蛸を持ったヒデヨシは、仲間ができて(と言っても自分ですが)、ますます浮かれているような気がします。






2017年10月19日木曜日

収納棚

作業棟の、収納場所として最初から予定していた場所は六面ありますが、あと三面残っています。
その三か所に、今もあちこちにあぶれている、たくさんのものを収めなくてはなりません。


三か所のうちの二か所を、同時並行的につくっていますが、うち一か所は奥行きが浅くて、外に向いています。
浅い方に、取り出しやすいように刈り込み機(ヘッジトリマー)、チェーンソーなど庭仕事の道具をまとめようと思ったのですが、刈り込み機がなんとも長すぎて、どう収めればいいか考えがまとまりません。
しかたなく、深い方に庭仕事の道具をざっくりまとめて入れる棚をつくることにしました。


並べてみましたが、この上にもう一段同じ深さの棚をつくって、放り込もうというわけです。
そしてその下には、重くて嵩張り、とうてい高いところには上げられないものを仕舞います。
幅広の材を削れる大きい電気がんな、糸鋸、角のみ機、金属切断機、などなどです。
どれも、引っ張り出すのでさえ重いので、一つ一つキャスターをつけた板の乗せて、取り出しやすいようにします。
 
収納棚をつくるときの悩みは、ちょうどいい高さに頻繁に使うものをしまい、下や上の方には、あまり頻繁に使わないものを入れなくてはならないのですが、ちょうどいい高さはそう多くないということです。


段ボール箱に入っていた溶接機は、十年ほど前につくった作業用棚を改造して収めることにしました。
このまま利用したいのですが、残念ながらちょっとだけ、高さが足りなくて、溶接機が入りません。


せっかくつくり直すならばと、幅は溶接機に合わせて、細くします。
その方が、より多く収納できます。


完全には解体せず、組んであるままで切りました。


そして、溶接機が入るようちょっと高くするために、別の木を足しました。
 

棚の裏に貼っていた薄い合板は、丈を高くした分、短くなってしまいましたが、そのまま使います。


下の段に溶接機が収まりました。
上の段は横を閉じて、コード類や細々したものを仕舞います。


上に、蓋をつけました。取っ手は、引き出すときに便利なようにとつけたものです。
 

コンパクトに収まりました。


ほとんどの機械は、キャスターをつけた板に乗せるだけです。
台となる厚さ24ミリの合板は、かつて六年間暮らした、仮設ビニール小屋の床にしていた材です。


重くて、扱いに手間取っていた道具たちも、これですいすいと動きます。


そして浅い方の棚。
以前から、夫が使っていたプラスティックの箱を活かし、百均の籠も使って、あちこちに、コンテナに入ったまま積み上げられていた、電気工事用の消耗品などを整理しました。
 

さて、この上にどう棚をつくるか、収納するものを分類しているうちに、なんとなく見えてくると思います。
まずは、夫が「片づけた」と称してコンテナに入れてある、めちゃめちゃに入り混じっている「もの」たちをきちんと分類するところから手をつけなくてはなりません。








2017年10月18日水曜日

マネーキー

河上目呂二(1886-1959)は、明治半ばから敗戦後まで、激動の時代に生きたにもかかわらず、大変な趣味人でした。


彫刻家であり、文筆家でありましたが、猫好きで、招き猫の収集家でもありました。
自分でも、全国各地の郷土玩具の招き猫を、小さくしてつくったり、自作の招き猫をつくったりしました。
愛好家の間では着物を着て艶然と笑っている「芸者招き」が有名で、「日本招猫倶楽部」では、2010年に、その芸者招きの復刻猫をつくったことがあり、私も手に入れていましたが、3.11であえなく粉々になってしまいました。


そんな、目呂二のマネーキーです。
「マネー」と「キー」を持っていて、マネーキー(=招き)という、ダジャレ猫です。
招き猫ミュージアムの復刻版で、これも持っていましたが、やはり、3.11で割れてしまったのを、買いなおしたものです。


両手の模様も、背中の模様も、ハート形です。
台座には、ゴッド・メーカー・みょうちきりんと書いてあります。


そして、上から見ると、頭の模様もハート形、


目の上にもハート形があって、目呂二の遊び心が満載です。
私の祖父くらいの年代ですが、こんな人もいたと思うと、楽しくなります。








2017年10月17日火曜日

『手わざ帖』


西表島の『手わざ帖』(NPO西表島エコツーリズム協会編)三部作です。
一冊目はアダンとマーニ(クロツグ、Arenga ryukyuensis)を使った、いろいろな細工ものを紹介しています。
 

アダンの葉でつくるゴザや籠は知っていましたが、芯が食べられることや、


気根からよい繊維が採れることは、全然知りませんでした。


マーニ(クロツグ)です。
マーニの芯は、生で食べられるそうです。ヤシは、素晴らしい!


私の持っているカエルと指ハブは、マーニでできています。


『手わざ帖』の二冊目は、わら、竹、すすき細工です。
竹の種類は違いますが、この巻に紹介されている細工の材料は、全国どこでも手に入りやすいものばかりです。


すすきの箒は、ちょうど今がつくり時でしょうか。


三冊目は、クバ(ビロウ、Livistona chinensis)、ピデ(コシダ、Dicranopteris linearis)のほかに、ソテツ、月桃、茅、芭蕉などの細工が紹介されています。


ビロウは、シネンシスとありますから、東アジアの種だと思います。東南アジアのビンロウ(Areca catechu)とは科も違いますし、木姿も葉も似ていません。
でも、タイ南部にもそっくりの、葉っぱの水くみ(つるべ)があります。

『THAI FORMS』より

我が家にもありましたが、留守宅を息子に提供していた時、息子の犬(最終的には我が家に来たアルシ)が齧ってしまったのか、失われてしまいました。
『THAI FORMS』のキャプションには、材料が「ヤシの葉」と書いてあるだけ、私はココヤシの葉と思っていましたが、ビロウに似た葉で、ココヤシではなかったのかもしれません。


クバの水くみだけでなく、ひしゃくも素敵です。


ソテツの葉や月桃の葉でも、いろいろなものがつくれるようです。
以前アダンの葉の茣蓙を使っていましたが、月桃でも茣蓙が編めるようです。

『手わざ帖』は、薄くてハンディです。
キャンプなどに持っていくと、すぐ楽しめそうな反面、あまりにも素人編集的で、美しい本ではないのが残念です。同様の内容で、フィリピンやタイには、美しい、手元に置いておいて何度もページをめくってみたいという本があります。
日本では、ハウトゥーものと言われる本が、出版物のうちの大きな割合を占めています。それらはやがて、膨大なネットの情報には太刀打ちできなくなって消えていくかもしれません。工作やお料理のレシピは必要な時だけ見ることができるし、動画でさえ見ることができます。
だからこそ、それを逆手にとって、ネットでは得られない、魅力にあふれた美しい本をつくる時代が来ていると思います。
これが、そんな、美しい本だったら、どんなによかったことでしょう。


と言っても、なかなかいい本でした。そして、この写真は素敵でした。






2017年10月16日月曜日

必需品も骨董市で

つくばいに置いていたひしゃくが失せました。
「子どもたちがいっぱい来たとき、遊んでどこかへ置いちゃったんじゃないの?」
「そうかなぁ」
どこへいってしまったか、忽然と姿を消したひしゃくは、もう一か月も経つのに出てきません。

つくばいの上に置いていたひしゃくは、つくばいから、メダカの鉢に水を足したり、植木鉢に水遣りしたりする必需品です。
ホームセンターで、気に入るのがあるかどうか、はなはだ疑問ですが、そろそろ買うことを考えなくてはなりません。
そんなおり、骨董市でひしゃくを見つけました。


デッドストックか、10個ばかりあって、ほかは全部黄色いアルマイト製でしたが、一つだけブリキ製のがありました。
しかも、柄のつけ方がねじ式ではない、釘で留めたものです。
今まで使っていたひしゃくもブリキ製でしたが、柄はねじって留めるようになっていました。木の柄の方はすっかり傷んでしまったので、どうやって、柄を取り換えようかと悩んでいたところでした。


このひしゃくの柄は、釘で留めてあったのですが、ぐらぐらしていました。
そこで釘を抜き、柄をしっかり差しなおして、ビス止めしました。


柄も、何の木かしら、なかなか素敵で、木の反りが反対向きに留めてありましたが、それでは不自然、下へと反るように留めました。
我が家にあったひしゃくの柄も、アルマイトのひしゃくについていた柄も、白くてつまらない木でしたが、この木は色もよく、雨ざらしにするのが惜しいくらいです。
500円のシールが貼ってありましたが、300円にしてくれました。


さて、久しぶりに夫も一緒に行ったのですが、夫はラチェットレンチを買いました。うちでは、「かちかち」と呼んでいる、単管パイプを組み立てるとき使う道具です。
「あら、家にあるじゃない」
「一本しかないよ」
「探せば出てくるんじゃないの?」
「ないない。すごく探したんだ」
「そうぉ?」
三本もあったのに、毎回ちゃんと返しておかないから、なくなってしまうのです。
でも、ラチェットレンチは姿が機能的できれいだから、よしとしましょう。
赤い方が骨董市で買ったものです。






2017年10月15日日曜日

だるまの型


骨董市で、がんこさんの親父さんの店に、だるまの型が並んでいました。
あの、歳の市で売られるだるまの型です。高崎のものでしょうか?
ビルマの、ピッタインダウンの型に比べると、日本のだるまの型は、目が目立ちます。

ずいぶん前から、この形のだるまは手作業ではなく、すべて真空成型の方法でつくられているので、とっくに型はお払い箱の運命になっていたはずです。
どこかの制作元で、長い間お世話になったものだからと、大切にとってあったのでしょうか? 



持ってみると、ケヤキなのか、ずっしりと重く、片手では持てません。

資料的価値から、「一つは手元にあってもいいな」という気持ちが、むくむくと頭をもたげてきましたが、冷静に考えれば、私はだるま研究者でもなければ、張り子研究者でもない、ましてや博物館でもありません。
手元に置く理由が、まったくありません。

型に色を塗ってあるのは、水が染み込まないためと同時に、貴重なものだからほかの家の型と識別するためなのでしょう。
それにしても、だるまにこの青は似合わないと思うのは私だけでしょうか。
なにはともあれ、もし色が、使い込んだ赤だったら買ったかもしれない、青で、やれやれでした。







2017年10月14日土曜日

まぁ、先を行っているね。確かに


今年も、茨城県は、全国都道府県別魅力度ランキングで最下位だったようです。


茨城県出身力士の稀勢の里が横綱になり、高安が大関になりって話題になったというのに、NHKの朝の連続テレビ小説の「ひよっこ」は、茨城県を舞台にしたもので、なかなか好評だったというのに、最下位でした。
 

茨城県の最下位は、五年連続だそうで、気にする向きは気にしていると思います。


でも裏を返せば、茨城には観光では食べていない、地道な生活がそこあるということです。
私はそのことを嬉しく思い、いつまでも最下位でいて欲しいと思います。


「いいなぁ、いばらき」
と思いますが、その魅力に、たくさんの人、特に観光客には気がついて欲しくないとも思います。


外から八郷にきて住み始めた人はよく言います。
「ただ、通りかかったんだけど、こんなところがあったんだ!と衝撃を受けて移り住んだ」
と。


でも、最近は八郷でも、伝統的な、年月が経つとともに味の出る家を建てる人が減ってしまいました。
八郷は山に囲まれた隠れ家的な場所でしたが、ハウスメーカーの家を建て、トンネルを掘って外からのアクセスを容易にし、すべてを失ってからでしか、その良さが再発見されないということが、これから起こるかもしれません。


そういえば、先日行った徳島県は46位、茨城県に次いで最下位から二番目でした。
「よかったなぁ、徳島!」
徳島に乾杯。
茨城に乾杯。