べつに見ていたわけじゃないけれど、夫が何かをゴミ箱に捨てて、迷って、それをもう一度拾い上げているのが、目の端に入りました。
「これ、使う?」
見ると短くなった鉛筆でした。
私が削ったものでしたが、これ以上削れないと思ったようでした。
「うん、使うよ」
夫は持っていませんが、私は鉛筆ホルダーを持っています。
銀色のはステッドラーの鉛筆ホルダー、持ち手を鉛筆に似せてつくってあるのは、息子がもといた家から都心の狭い部屋に引っ越したとき預かって処分した荷物の中から出てきたものです。
ステッドラーは腰につける道具袋に入れて木の印つけに、鉛筆もどきの方は、筆箱(死語)に入れて使っています。
それからしばらく経って、
「これ使う?」
「あらっ、どうしたの?」
「ポケットに入れて座ったら折れちゃった」
これも私が削った鉛筆でした。
夫が削った鉛筆は、削った部分がもっとずっと長いのです。
鉛筆ホルダーは優れもの、短い鉛筆も最後までとはいきませんが、使い切ったと思えるまで使えます。
木の印つけには、ちょっと太めの建築用の鉛筆もありますが、私は普通の鉛筆を使うのが好きです。
6 件のコメント:
鉛筆を削るの好きです回しながら無心ですからね。
最近はすっかり縁が切れそれでも2Bが何本か、、、
メモることが多いのでシエーハー万年筆が二本常用してぃます。
銀座の伊東屋は楽しいですー
春さんはハンドル式の鉛筆削りじゃなくてナイフで削る派なのね。。。と思いながら短い鉛筆を眺めていましたが、考えてみればこの長さは鉛筆削りは無理ですね!
昭ちゃん
回しながら無心ですか?子どもたちが小さい頃は我が家にも鉛筆削りなるものがありましたが、もう長い間見ていません。
ロボット形の鉛筆削りは持っていますが、輸出用だったのか、日本の鉛筆は太すぎて入りません。
さすがにボンナイフは使っていませんが、新聞に挟まってきた広告誌を広げて、鉛筆をカッターで削るときはやっぱり無心です♪
hiyocoさん
育った時代の名残ですね(笑)。ナイフで削るのがちっとも苦になりません。
鉛筆ホルダーなんて使っていないのでしょうね?たぶんこの短さでも、ホルダーをつければ、鉛筆削り機OKだと思いますよ。
毎日使っていますが、削るのは月に二度ほどでしょうか。小学生にはかないません。
削り器は小学校時代からありましたね、
説明不足でした。
私の回しながらは「切り差しナイフ」木の鞘つきです。
男の子の遊びにナイフは必需品ですからね。
昭ちゃん
あはは、すみません。切り刺しナイフって、切り出しのことでしょうか?切り出しナイフもいつも間近にあったけれど、そう愛用した覚えはありません。
鉛筆を削ったのは、就学前は家にあった肥後の神、小学生になってから折り畳めないブリキの柄に剃刀の刃をはさんだナイフ、次が剃刀の刃をはさんでいるけれど折り畳めるボンナイフを使っていたような気がします。
ボンナイフは小学校の購買部(児童が運営)でも売っていて、新しいのが入ったら欲しがったりしていました。そのころから掌に入るような削り機も売ってはいましたね(購買部でも)。
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