お正月飾りをつくりました。
まず、伐り倒して転がしてあった柳の枝を拾ってきたものに、米粉を熱湯で練ってつくった餅花を咲かせます。
何年か前に、餅花をつくるためだけに買ってきた食紅を混ぜて、赤い花もつくります。
竹を立てて、その中に柳の木を挿しました。
繭玉の鯛を飾ると、一気に華やかになります。
というか、鯛だけ、特別に大きいのです。
完成です。
鯛に海老、大判小判、鶴に亀、恵比寿大黒、米俵に宝船、だるまに提灯などなど、おめでたいものばかりです。
ところで、どうして蕪はおめでたいの?蕪もあります。
米粉のおせんべいでできた繭玉は、十年くらい前に買ったもの、こよりは自分で撚って、平面的なものには水で貼りつけ、立体的なものはこよりをはさんで、縁に水をつけて貼り合わせてつくりました。
土間入り口も、クリスマス飾りから、選手交代です。
鯛たち。
獅子舞いたち。
そして、干支の鶏たちです。
太平洋側では、お正月まで、そしてお正月の間もしばらく良いお天気が続きそうです。
4 件のコメント:
定かではありませんが東京時代(戦前)紅白の餅花を
つけた飾りを見たような、関東独特でしょーか。
こちらでは紅白の丸麩です。
毎年はがして再利用するので今年は一っです。
来年も幅広くいろいろよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
昭ちゃん
餅花は全国的に見られ、関東以北では繭玉と言ったようです。養蚕と関係あったのでしょうね。
長野県では稲穂の形に作り、奄美大島では床の間、神棚、墓、高倉などに飾って五穀豊穣を祝った、香川県ではお正月ではなく雛祭りに飾った、などなど地方色豊かだそうです。私は岡山県で育ちましたが、知りませんでした。
こちらこそ、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
年が明けると福岡県柳川ではさげもんの季節
華やかで美しくって大好きですが、そんな雰囲気で
素敵ですね^^
今年はお目にかかれて楽しかったです。
良いお年をお迎えください。
あかずきんさん
柳川のさげもんは、すごいですね!さげもんもどきは、全国的に広がっているので、目にはしますが、あの天井が見えないほどのさげもん、見てみたいです。
さげもんでは、何といっても赤が目立ちます。赤という色は疱瘡除けだったりしますが、華やかさ、おめでたさには欠かせない色ですね。海老や鯛がめでたいものの一つということは、「腰が曲がるまで」や「目出度い」に加えて、赤色も理由の一つに挙げられるのかもしれません。
こちらこそ、お目にかかれてよかった。レンタカーされていたなんて、のらさん経由で初めて知りました。私はあの日、「海まで歩いて行くのは遠いし、雨は降りそうだし」と敦賀入りを遅らせましたが、あかずきんさんの根性を学ばねばと思ったことでした(笑)。
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