「直せば?引き出し一つ諦めて、板を入れればいいじゃないか」
と言います。
それもそう、まだ完成もしていないのに、自分が使うものだからと側板が反っているのをそのままにしておかないで、直せばいいのです。
手前が開いているので、手前だけ適当な材を渡して縮めれば簡単かとも思いましたが、全体を矯正した方がいいと思い直し、幅広の板をつくりました。
それを、真ん中あたりに差し込んでみます。
「あちゃぁ」
奥は裏板を留めてあるので正しい寸法ですが、真ん中がぎゅっと縮んで、そして手前で開いています。これじゃ、引き出しは、どう収まったらいいのか、戸惑うばかりだったでしょう。
後から攻めてきたら、手前にこんなに隙間ができました。
それをクランプで抑えて、ねじ釘を使って、縮めます。
よかった。思い切って修正して。
それにしても、狂いを避けるため、最初から真ん中をつないでおくべきでした。
というわけで、最後の引き出しは、深いものになってしまいました。
まっ、いいか。おおきな種や実でも入れましょう。その方が片づきます。
この数日は、二階に上がるだけで、吹き通る風に見舞われて、とても落ち着いて作業などできる状況ではありませんでしたから。
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