今年こそ、飾るのが遅かったので、旧暦の3月3日までは飾っておこうという心づもりだったのに、突然お雛さまを片づけたくなりました。
そうなったら、片づけるべしです。「面倒だなぁ」という気持ちが消えて、片づけを楽しむ気持ちになっている証拠だからです。
まず、刷毛でほこりを払います。
この木目込みの豆雛さまは、その昔がんこさんから買ったもの、あちこちに虫の穴がいっぱいあいているものです。
錦織りの布も使っていますが、無地の布に手書きの部分もたくさんあります。
扇、それと着物か袴かよくわかりませんが、ベージュ色の布にも模様が描いてあります。
ベージュの布は、やっぱり袴だったのでしょうか、背中には撫子が描いてあります。
三人官女の持ちものは何でできているのでしょう?
木くずを丸めたものと針金を使っているのかもしれません。
三人官女の袖にも、松竹梅が描かれています。
五人囃子の扇も手描きです。
ところで、この人形はいつごろのものでしょう?
顔はしもぶくれですが、そこはかとない品があります。
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