最近観て面白かったドラマのご紹介です。
と言ってもテレビは観ないし、ネットフリックスなどのドラマも観ない。NHKオンディマンドの範囲内なので、とっても限られていますが。
「東京サラダボウル」(全9回)は黒丸さん原作の漫画『東京サラダボウル・国際捜査事件簿』をドラマ化したものです。主人公は東新宿署国際捜査係の女性警察官と、警視庁通訳センターの中国語通訳人で、外国人が巻き込まれてしまった事件、起こしてしまった事件、一見、事件とも思えないような小さな事件(実は大きな事件につながっている)に、丁寧に向き合い、共生を考える物語です。
新大久保あたりに暮らす外国人たちの生活が丁寧に描かれ、むしろ主役は彼ら。喧噪と活気、哀愁や苦悩、そして、そんな外国人をカモにすることで生きている外国人たちもいて、見ごたえがありました。
東京在住の外国人は約70万人、それぞれに家族や友人がいて、日本にたどり着いた背景があり、悩みを抱え、喜びも悲しみもある人たちです。それなのに、差別されたり、利用されたり、尊厳のある人として扱われなかったりする、そんな人たちに女性警察官は真摯に向き合います。
伏線がいっぱいあって、何度か観るとやっと腑に落ちるおもしろさ、何度も観てしまいました。
もう一つ、「TRUE CLORS」(全9回)は、美しい画面に引き込まれてしまいます。
色彩に優れたファッション写真家として名を成し、前途洋々だった立花海咲(みさき)が、視力が低下し、色覚機能も喪失する難病を発症し、治療法がないと診断され、仕事も失って絶望の淵に立たされたものの、故郷の天草に帰って、封印してきた過去に向き合い、懐かしい人たちと触れ合ううちに、生きる力を取り戻していくという再生の物語です。
とにかく天草の海がきれい、空がきれいで、観ている方もすっかり癒されていく、美しい作品です。
海咲の生まれ育った、そして断ち切った崎津の教会。
かつて、高校を卒業したばかりの海咲が家出した理由を知っている、幼馴染の松崎晶太郎とその両親は、海咲を優しく迎えます。
「TRUE CLORS」は全編美しいのですが、とくに最後の漁船団の場面は圧倒的な美しさでした。
伏線がいっぱいあって、何度か観るとやっと腑に落ちるおもしろさ、何度も観てしまいました。
もう一つ、「TRUE CLORS」(全9回)は、美しい画面に引き込まれてしまいます。
色彩に優れたファッション写真家として名を成し、前途洋々だった立花海咲(みさき)が、視力が低下し、色覚機能も喪失する難病を発症し、治療法がないと診断され、仕事も失って絶望の淵に立たされたものの、故郷の天草に帰って、封印してきた過去に向き合い、懐かしい人たちと触れ合ううちに、生きる力を取り戻していくという再生の物語です。
とにかく天草の海がきれい、空がきれいで、観ている方もすっかり癒されていく、美しい作品です。
海咲の生まれ育った、そして断ち切った崎津の教会。
かつて、高校を卒業したばかりの海咲が家出した理由を知っている、幼馴染の松崎晶太郎とその両親は、海咲を優しく迎えます。
「TRUE CLORS」は全編美しいのですが、とくに最後の漁船団の場面は圧倒的な美しさでした。
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