家を建設中のとき、ビニールハウスの仮設小屋に住んでいました。
外の音は筒抜け、鳥のさえずりがうるさいくらい、屋根にとまっている鳥のお腹を見上げることもよくありましたが、窓が二重サッシの母屋に移ってから、窓を閉め切っている秋から春にかけては、外の音は聞こえにくくなっています。
それでも虫の声も鳥の声も聞こえないわけではありません。春先は求愛の声がうるさいくらいだし、夜半にフクロウの声を聴くと、ほっとします。
そんなフクロウの人形、我が家には少しだけいます。
タイに住んでいた時、ビザ延長のためビルマに行く人たちに同行させてもらって行ったラングーンのお寺で出逢った張り子のフクロウたち、ビルマに張り子があるなんて知らなかったので大喜びしたものでした。
小さいのは木彫りです。
ひょうたんのフクロウ。どこ製からわからないけれど、南米、ペルーのあたりでしょうか。
タイの土産物の定番の漆塗りのフクロウ。タイでは北部のランナーと言われる地方でつくられていて、ビルマでもつくられています。
漆塗りのフクロウの容器を、何回か家族や友人へのお土産に買ったことはあったけれど、この小さいフクロウはどうしたものだったかしら? いつごろからか棲みついています。
インドネシアのバリのこれも土産物の定番のフクロウで、日本でもよく売られていました。頭に小さい穴が開いているので、キーホルダーだったものと思われます。
右の2つのフクロウもバリ製に見えますが、違うかもしれません。材質も何かよくわかりません。
小さいものが好きだった夫の母が遺したもの、孫の誰かのお土産だったのでしょう。
普段は別々の場所に置いていますが、こうして並べてみると、なかなかかわいいものでした。







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