2010年6月7日月曜日

朴の花



我が家から、そう遠くないところ、国道のバイパスの脇の茂みに朴の木が生えています。
前からあるバイパスの脇に数本、新しく開通したばかりのバイパスの脇にも見つけました。

このあたり、しかも平地に朴が自生していたかどうか知りませんが、筑波山の裾には、わりあいたくさん、朴の木が生えています。もっとも、あちこちに、数年しかたっていない小さな木が生えていますから、誰かが植えたのがもとで、増えたのかもしれません。




私の大好きな朴の花は、そろそろ、おしまいです。

2010年6月6日日曜日

猪熊弦一郎のおもちゃ



友人のタムタムさんが、我が家にあるのと似ている土の玉の、写真の切抜きを持っているからと、雑誌『ミセス』(1978年)の切抜きを送ってくれました。画家、猪熊弦一郎のコレクションの写真です。

なるほど、私の持っているフランスのビー玉とそっくりの玉たちです。
そういえば私も、『ミセス』や『季刊銀花』で、猪熊さんのコレクションを見たことがあるのを思い出しました。つくり手のぬくもりが伝わってくるような、素敵なおもちゃばかり、持っていらっしゃいました。

で、ネットで検索してみました。

ありました。『ミセス』の連載をまとめた、『画家のおもちゃ箱』(文化出版局、1984年)という本が、出版されていました。ところが、この本はとてつもなく、高額なのです。発売当時に8,400円でしたが、現在では、少し値が落ち着いたとはいえ、五万円もします!!一時は十万円もしたとか、これでは、幾らなんでも買えません。

とういわけで、復刊ドットコムに登録して、復刊を希望するコメントを送りました。復刊されるといいのですが...。『季刊銀花』も今年の2月で廃刊になったくらいですから、あまり期待はできませんけれど。

それにしても、タムタムさん、貴重な取って置きの写真を送ってくださって、ありがとうございました。

2010年6月5日土曜日

葉っぱの籠 フィリピン



どこでこの籠を見つけたのか、たぶん、マニラのお土産屋さんだったような気がしますが、定かではありません。
もう覚えてないくらい前から、我が家にあるこの籠は、やわらかなヤシの葉でできています。
尖った足ですから、石のような重いものは入れられませんが、立ち姿がなんともかわいらしいものです。




そんなに難しい編み方ではありませんが、足と蓋の、大胆な尖り具合が、気に入っています。




この籠たちは、フィリピンのお土産品です。
小さくて、値段も安い籠ですが、手はかかっています。右の籠は二枚の色の違う素材を重ね合わせてつくっていますし、左の籠は、カザグルマ模様になるように編んであります。




蓋は、なくなってしまわないようにと、くっつけてあります。




この籠(というより箱といいたくなります)も、二色の素材を使って、丁寧に編まれています。




「いったいどうやって編んだの?」
と、聞きたくなるくらい、複雑そうな編み方です。
ちょっとでこぼこして見えるのは、内側にひごを挿して、補強しているからです。




補強はこんな感じ。これは、大きい方の籠の蓋の内側です。真ん中に穴が開いているように見えるのは、蓋のつまみの突起の部分です。

素材は、ヤシの葉でしょうか?それとも草の葉でしょうか?いったいなにの葉でできているのでしょう?




こちらは、カンボジアパルメラヤシの葉で編んだ籠です。左の籠は、やはり六本足で立っていますが、フィリピンのものほど、尖ってはいません。
葉っぱの籠でも、全然雰囲気が違うものですが、共通点は、丁寧な手仕事であるということでしょうか。


2010年6月4日金曜日

芝原人形

み太郎窯の猫たちと、ちょっと雰囲気が似ていませんか? こちらは、千葉真理子さんのお連れ合いの、四代目芝原人形制作者の千葉惣次さんの招き猫です。 黄色と黒を使った小さな目、どれも、ほんわかしたかわいらしさです。 千葉惣次さんは、四代目の芝原人形の作者です。 高校3年生のとき、芝原人形の作者の田中謙次翁を訪ねたのがきっかけで、土人形の収集をはじめるようになり、やがて古い玩具のコレクターとなりました。そして、芝原人形が途絶えるのを惜しんで、40歳のときに芝原人形を継承されました。 土人形は、型を使ってつくります。型(たいていは木型)の内側に粘土を貼りつけ、ほぼ乾いたところで型からはずします。それを前後、あるいは複雑なものだったら、三つ、四つに分けてつくったものを張り合わせて原型を完成させ、窯で焼いてから、彩色します。 芝原人形として伝えられてきた型を使ってつくったものには、「四代目 芝原人形」の印が押してあります。招き猫だけではなく、いろいろなお人形をつくっていらっしゃいます。 古い型ではなく、千葉さんが新しくつくられた土人形には、「草の子窯」という名前がついているそうです。 み太郎窯といい、草の子窯といい、なんともいえない、素敵な名前です。 千葉さんのご著書、『江戸からおもちゃがやってきた』を見ると、ため息が出ます。よくぞ、壊れやすいおもちゃの数々が、今日まで残っていたなあと。 一度、骨董市の特別展示で、コレクションの一部を見せていただいたことがありました。すばらしいものばかりでした。 土人形だけではなく、練物もありました。練物は、おが屑に生麩糊を混ぜて作りますから、ねずみにかじられたり、小さ木喰い虫に喰われたりして、すぐに壊れてしまうものです。私もいくつか持っていましたが、全部だめになりました。 我が家では、ご夫婦の作品は、仲良く一緒に展示してあります。

2010年6月3日木曜日

み太郎窯の招き猫



み太郎窯の千葉真理子さんのつくる招き猫は、とっても優しい猫たちです。
小さな目と、手足の先や頬の柔らかなピンク色がなんともいえません。




うしろ姿も、またかわいいのです。
「み太郎」とは、桃太郎+金太郎+浦島太郎という意味だそうです。




顔も模様も、細い筆で、細かく細かく描いてあります。
右のちび猫の模様は、なんて言いましたっけ、お正月にお寺や神社の境内で売っている、縁起飾りの模様が描いてあります。





こちらはちょっと大きな猫、桃の中に招き猫が描かれていて、底には、「桃から生まれた招き猫」と命名されています。




その後姿です。




私が持っている、一番大きな招き猫(高さ、20.5センチ)は、「家宝(果報)は寝て待て」と命名された招き猫です。




招き猫のお腹で、杯の中に、寝て待っている招き猫が描かれています。
招き猫だけでも嬉しいのに、もう一匹の猫と、いろいろな縁起物までついているので、一匹でずいぶん楽しめる招き猫です。




後には、もう一匹、「桃から生まれた招き猫」までついていたのでした。

2010年6月2日水曜日

刑務所でつくられた籠



小さくて、ちょっとそこまで出かけるとき持って行くのに便利な籠バッグは、バンコクに住んでいたとき、年2回あった、刑務所の受刑者の作品即売会で手に入れたものです。

毎回、大きな家具、凝った籠などの力作揃いで、見て歩くのが楽しみでした。




この籠の材料は、張りがあって、硬いので、竹のように思われます。でも、竹だとしたら、とてもしなやかな竹です。巻きつけて、ねじりながら編んでありますから。
それとも、ラタンなのでしょうか?




底との取り合いは、一度ラタンで巻いた上に、そのラタンが擦り切れるのを防止するために、丸いラタンの棒を打ちつけて、補強してあります。




軽くて使いやすく、数え切れないほど持って歩きましたが、まったく傷んでいません。




この籠も、受刑者のつくった籠です。
薄い、薄い竹ひごで編んであります。あまりにも薄いので、蓋の六角形の角が擦り切れてしまいましたが、他には支障はありません。
形からすると、キンマの道具入れだと思われます。中に乾燥したビンロウジュの実や、石灰入れ、石灰用の乳鉢など入れておいて、上の蓋には、新鮮なプルーの葉っぱや鋏を入れるのでしょうか。




蓋を取ると、こんな感じ、




竹ひごが薄いので、底には太い竹を挿して補強して、裏も丁寧に編まれています。




下端の飾りや持ち手はラタンを使っています。

この籠をつくった受刑者たちは、更正したのかでしょうか。こんな素敵な籠をつくる腕があるのですから、きっと今ごろは、充実した生活を送っていらっしゃることでしょう。

2010年6月1日火曜日

お茶の時間 紅茶



今日の3時は紅茶でした。このところ、紅茶を入れるのに、ついつい、KONOのコーヒーポットに、手が伸びてしまいます。




コーヒーポットですから、ポット自体は格調の高くつくられています。しかし、紅茶を入れるときの蓋はとってもちゃちなものです。
「蓋を欲しがるやつも、いるんだよなあ」といった感じで、別売りになっていました。とっても安いものなので、「まあ、買っておくか」と、考えなしに買ったのですが、正解でした。役に立っています。

このポット、コーヒーはおいしく入りますが、紅茶もおいしく入ります。なにせ、洗うのが簡単です。




これまでずっと、ボダムのポットで紅茶を入れていました。これも実はティーポットではなくて、コーヒーポットとしてつくられているものです。
30年ほど前に、デンマーク人の友人からプレゼントされて使いはじめ、二つも割れてしまって、これが三代目です。

洗うのは、別に難しいわけではありません。ただ、中に金属の網が入っていますから、よく拭いても、網を乾燥させるために、一晩ほど、そこいらに出しておかなくてはなりません。すぐには片づかないのです。
ずっとそうしていたのですが、ここにきて、それが億劫になってしまいました。もちろん、大人数のときは、今でもこれを使います。




実は、ボダムはコーヒーポットだけではなく、ティーポットも持っています。
中にプラスティックの網があって、その中に紅茶を入れるのですが、カップに注ぐとき、紅茶の葉が出てきそうになるし、いちいち網を取り外してから注ぐというのも現実的でないので、あまり使っていません。特別、おいしく入れられるというわけでもありませんし...。

デンマークでは、金属の網を使っているそうですが、日本仕様は、プラスティックの網になっています。何故?
金属の網だったら、紅茶の葉が引っかかって、もっと使いやすいかもしれません。どちらか選べるとしたら、私なら、金属の網の方を選ぶでしょう。




紅茶は、缶も楽しめます。好きな缶はとっておいて、紅茶入れとして使ったり、別のものを入れて、飾ったりしています。




友人からのプレゼントも多く、我が家にすでに30年もいる缶もあります。

捨てるのがもったいないようなデザインの缶をつくったら、ごみなど出ないでしょうか?それとも、家の中が、缶だらけになってしまうでしょうか?
どの缶も捨てられない、そんな目に会ってみたい気もします。




ダヤンの紅茶は、お味の方もいろいろあり、なかなかのものでした。