骨董市で、いつもがんこさんのお隣にいる、がんこさんが「親方」と呼んでいるお方、小さいものは飾りつけもせず、いっしょくたに段ボール箱に入れたまま、土の上に無造作に並べています。
通りがかりにふとのぞいたら、見覚えのあるものが。
ペルーのひょうたん(かんぴょう?)を彫って彩色したものです。 半分に割って、皮でつないであります。
開けてみると、あらぁ、降誕人形でした。
「これはいくら?」
親方手にとって、ちょっと眺めてから、
「500円」
おぉ、よい値段だこと、もちろんいただきました。
左側に馬小屋で生まれたイエスキリストやマリアさまなど、
右には、賑やかな楽隊がいて、ケーナも見えます。
我が家のペルーの
ミニチュアたちと合流しました。
さらにひっかきまわしたら、同じ箱の中から、鯛車も出てきました。
稚拙な鯛車で、車が動きません。
鯛というよりトカゲっぽくてユーモラスです。
「親方これは?」
手に取った親方、
「う~ん。これは微妙...。300円」
「高いよ、親方!」
と言いながら購入、何が微妙なのかわからずじまいでした。
その昔、確か浅草の助六で見つけた鯛車は、爪の先ほどの大きさですが、車がちゃんと動きます。
でも、まあいいでしょう。変な鯛車があっても。
というわけで、鹿児島の鯛車、大中小とそろいました。
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