2012年6月17日日曜日

小皿


将来、家庭を持つのかどうか、何も確かでなかった学生のころから、お皿やお茶碗を買ってしまうところがありました。
これはそんな小皿です。新宿のデパートで見つけて、乏しいお小遣いの中から六枚も買って、長い間しまっていて、そして長い間使ってきました。
薄くできていて縁が欠けやすく、半分の三枚になってしまいましたが、今でも大切に使っています。


育った祖父母の家で、埃にまみれて物置の中に埋もれていたものです。
中国の影響を受けている、おめでたい蝙蝠と桃の模様です。


模様は、戦の旗印でしょうか。それとも舟の帆でしょうか。
夫の母が骨董屋で見つけて使っていて、 羨ましく見ていたものです。
今では我が家だけでなく、夫の兄弟たちの家にもあって、使うたびに、夫の父母がいた日々が思い出されるお皿です。


染めつけの模様って、本当におもしろい。


蛇とひょうたんの組み合わせって、いったいどういうことでしょう?
私が故事を知らないだけかもしれません。



貝のお皿は、ごくごく小さいお皿を探していたとき見つけました。


ビュッフェスタイルで食事をいただくとき、醤油やたれを入れて、大皿に乗せるのに便利かなぁと思って買いました。
昔は、ビュッフェスタイルの食事会もしていましたが、長いことやったことがありません。たぶんもうやらないでしょう。
貝のお皿は、今では、小さい種を乗せるお皿になっています


下の妹が、母の誕生祝いにつくった小皿です。
妹は、普段は草花など描いていましたが、母の誕生祝いにはいつも、昔飼っていた猫を描いたものを贈っていました。


これは、両親の家にいた、猫のケルちゃんとハイジです。
小皿は母が身辺整理したときに我が家にやってきました。
最初は、漫画っぽいので使うつもりもなく、転がしておいたのですが、なかなか使い勝手がよい形なので、最近はよく出番があります。


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