2012年6月19日火曜日

つくる


最近、こばやしゆうさんの『つくる 暮らし。』 が発売されました。


以前出版された、『つくる。生活』 も面白かったけれど、新しい本からも、ゆうさんのものづくりのパワーが伝わってきます。


前の本、『つくる。生活』に載っていた、納得がいくまでつくり直したという食卓とその回りです。
私もこんな味のある食卓にあこがれますが、自分がつくるとなるとなかなか。
どうしても、かっちりしたものができてしまいます。


今度発売された本も、 食卓や台所回りはとくにいい感じです。
前の写真から数年経ったはずなのに、ものが増えていないところは、すぐものを増殖させてしまう私の、見習わなくてはならないところです。


遠藤ケイさんの『手作り生活道具』 も、すごい本です。
ドラム缶のお風呂やストーブ、蝶番、ナイフ、斧、たこ焼き鍋などの鉄製品。
各種籠や笊や竹を編んだ漁具。
臼、杵や桶。
硯や矢立、食器、蝿叩きやうちわ、熊手などなど。
つくるものがあまりにも多岐にわたっているので数えあげられませんが、生活に必要なありとあらゆるものを手づくりされています。


竹籠をつくりたいときは、ひごを削る道具を刃物からつくるし、めんぱをつくりたいときは、めんぱの型からつくっています。

「こんなものまで、自分でつくれるんだ!」
と、感動してしまいます。


まあ、家が出来上がったら他のこともしてみたいけれど、今は家に専念です。

いまのところ、作業棟、門、ゲストハウス用離れなどをつくる予定。母屋の扉や棚も、できていないところがあるので、家だけでも、あと何年かかるのでしょう。

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