2022年1月2日日曜日

「どこでも」棚

 

紡ぎ車をはじめとして、織物の周辺機器の一部をまとめて、寝室の高い棚に上げていました。
糸紡ぎを習うことになって、紡ぎ車を棚から降ろしてからしばらく経ちます。ざっと掃除してそのままにしていましたが、やっと周りを片づけることができました。


道具のうち、一番手前の緯糸(よこいと)を巻き取る「管(くだ)巻き機」はそのうち使うだろうと下に降ろし、綿の種取り器など、使わない道具はまた高いところに戻しました。


紡ぎ車を降ろして空いたスペースには、玄関ホールに長く置いてあった、籠製の糸巻きを移すことにしました。


織物つながりのものが、また同じ棚の上にやってきて、玄関も片づきました。

夫が家の設計をしたとき、私の希望は「棚がとにかくたくさん欲しい」で、希望通りどこにでも棚をつくってもらいました。
母屋は柱を二重に立てる建て方なので、たくさんの棚がつくることができました。


夫のデスクの上の棚。


私のデスクの上の棚。


棚がたくさんあるのにまだ足りなくなって、窓の上につくってしまった棚。


そして、居間の棚。
おかげさまで、たいていのものは収まってしまいます。
ありがたや、ありがたや。




2 件のコメント:

af さんのコメント...

なるほど~。『どこでも棚』、見せる魅せる収納の究極ですね!
2重の柱っていうのは、あれのことかなぁ・・・
外壁を強固にするために、筋交いを入れるのが現代工法ですが、これだと柱頭や柱脚に少なからず欠損を生み出すのでそれを金物で補強するということになっていますよね。でも、それでも、そこには引き抜き力の検討が必要など、複雑になっています。これに対して二重の柱っていうのは、様々な点で合理的に思えます。
一つ一つ、大変、勉強になります。

さんのコメント...

afさん
柱を1本並べにすると、その柱に沿って壁をつくる以外の選択肢はありません。でも2本ずつ立てて上に出し桁を乗せると、そのどちらの柱の位置にも壁をつくることができます。そこで、外側の柱に壁をつくって(あるいは窓サッシを入れて)広く使ったり、窓サッシの下を内側の柱に壁をつくって出窓のような感じにして外から見た時に奥行きを出したりしています。このおかげで、壁やサッシの上は棚にし放題でした(笑)。
居間も、8畳間ですが、2方に4分の1軒の縁側がついているので、広く感じられています。