2024年11月30日土曜日

遺伝子組み換え

たくさんの人が来るので、おでんをつくりました。
直前まで暢気に構えていて、しまった! あぶらあげにお餅を入れた「餅きんちゃく」をつくろうと思ったのに、生協で買ってあるあぶらあげの数が足りません。
あわててスーパーマーケットに行ったら、2軒回ったけれど、アメリカ産かカナダ産の大豆を使ったあぶらあげしか売っていなくて、 国産大豆でつくったあぶらあげを選ぶという選択肢はありませんでした。でも大丈夫、JAの直売所があるから。


直売所に行くと、ありました。分厚いあぶらあげで、袋に開くのが難しいのですが、食べ応えのあるあぶらあげです。


遺伝子組み換えでないとも明記してあります。


今回使わなかった生協のあぶらあげも国産大豆です。


身体は食べものだけでできているから、やっぱり変なものは食べたくない。
生協やJAの直売所のありがたさが身に沁みます。




2024年11月29日金曜日

ペンギン缶


JR東日本で販売している、SUICAのペンギン・ピッコロ缶です。


缶の中には、カファレルのチョコレートが入っています。といっても小さい缶なので、たった5粒ですが。
この缶の形には、見覚えがあります。あの、ペコちゃんマトリョーシカと同じ形のブリキ缶です。
ペコちゃんはもちろん、ショコラーシカも、カレルチャペックも、アフタヌーンティーも、カファレルも、どれも入れ子の大中小3つ組でしたが、景気の悪い世相を反映してか、ペンギンは一番小さい缶1つだけで、堂々と販売されています。


絵つけも簡単そうです。


後ろ姿(缶の下半分)は、黒一色ですし。
と悪く言いながらも、うきうきと並べて楽しんでいます。






 

2024年11月28日木曜日

雨上がりの八郷

いつもの病院は、6時から診察券を受けつけています。そして、8時半に始動です。
遅く行くと長く待たなくてはいけないので、一度診察券を出しに行って帰り、もう一度診察を受けに行くことが多いのですが、夏はともかく、まだ夜が明けない冬は朝早く行くのが億劫! 昨日は7時過ぎてから病院に向かいました。


夜じゅう雨が降って大地はぐっしょぐしょ、あちこちから水蒸気が立ち上って霧になり、行きは霧が所々に立ち込めていましたが、帰りには霧はすっかり上昇していました。


足尾山や加波山のてっぺんまで行った霧は、もう雲になったのかな?


朝日が当たるのが遅かったあたりには、まだ地面から立ち上ったばかりの霧が漂っています。


出かけるまでは、ちょっと億劫に思ってしまいますが、刻々と変わっていく景色や、朝の光の面白さを眺めるのは楽しく、面倒と思った気持ちは吹っ飛んでしまいます。 
まだ薄暗い中で電線に光があたった景色も好きで、いつか写真に撮りたいと思うのですが、いつも先を急いでいて、撮れたためしがありません。

病院は、梯子ごと倒れて背骨を圧迫骨折して以来、骨粗鬆症の検査と藥で整形外科へ3カ月おきに、不整脈の検査と屋根から落ちてからの血圧の薬をもらいに内科へ2カ月おきに行っています。








2024年11月27日水曜日

『乙嫁語り』 第15巻



乙嫁語り』15巻が、2年1ヵ月ぶりに発売されました。
中央アジアの町や村にロシア軍が攻めてきて、情勢が緊迫して行く中で、トルキスタンを拠点にしていたイギリス人のヘンリー・スミスは砂漠の民タラスと正式に結婚することも目的の一つに帰国を決意、アンカラから、比較的安全な海岸伝いに、イギリスへの船が出るボンベイを目指します。


あまりにも久しぶりに読んだので、これまでの展開をすっかり忘れてしまっていたほどでした。

あとがきから

15巻がなかなか出版されなかったのは、時代考証などに時間がかかったからだとわかりました。舞台がロンドンに移っています。

15巻ではないが

外国の昔が舞台なので、服装や家具調度、動物の姿、町の景色などだけでなく、調べなくてはならないことは広範囲にわたっています。スミスは中央アジアのその時を写真と文でとどめようと旅する人ですが、19世紀半ばは、やっと携帯用カメラが開発された時代で、湿板写真は写したガラス板が乾いてないうちに現像しなくてはならず、自分で現像するためにはいろいろな薬品を持ち歩かなくてはならないので、現像のために必要な薬品や、調合の仕方まで描かれています。

これまで、大きな町にさえ行ったことがなかったタラスは、愛馬のチュバルとスミスとともに大型船に乗って海を渡り、イギリスの地を踏みます。スミスの親に結婚を反対されたりといろいろなことがありますが、ロンドン郊外で家を借りて暮らしはじめ、結局どこで暮らそうと暮らしというものはさして違わないことを実感します。
そして、羊も飼うことになりました。





森さんは動物を描くのが大好き、動物が少ないと物足りないとか、羊のページだけでも延々と続きます。

あとがきから

しかも15巻の羊は、今、私たちが織物教室で糸紡ぎに使っているサフォークやチェビオット、ボーダーレスター種など、イギリスの固有種で、


中央アジアの羊とは全く違います。


どうして民族衣装がこんなに再現性高く描けるのでしょう? 
細く織った布を藍染めして、つなぎ合わせ、それにクロスステッチで刺繍して仕上げた民族衣装が見事に描かれています。
カリカリとペンを走らせている絵があとがきによく出てきますが、相変わらずコンピュータは使わず手描きのようです。


もちろん、モノクロの小さな絵でも、丁寧に描かれていて、2年ちょっとで出版できたという方が不思議になるくらいの密度です。





2024年11月26日火曜日

カバ愛の深さ


かばコレクターのヒポミさんから「かば祭り」の案内をいただいていました。
かば祭りは、コロナで何年かお休みしていたので、今年は日程をやりくりして、なんとか観に行きたいなと思っていましたが、ヒポミニュースで「かば祭り」前半の報告を見て、びっくり。会場にいらしたみなさんのカバ愛に圧倒されてしまいました。


カバ柄のブラウスに、カバの指輪とネックレス。


重いカバのカバンに、カバのワンピース、カバの指輪、カバのエコバッグ。


口を閉じたり開いたりするカバのキーホルダー、カバの指輪。


コビトカバのTシャツにキーホルダー。


カバのネクタイ。


カバのショルダーバッグ、キーホルダー、がま口。


すごいコーディネーション! Tシャツもカバ柄です。


カバのTシャツに、素敵なペンダント。Tシャツは、自由が丘ガオカスタンドのオリジナルTシャツだそうです。


指輪もカバ、カバ。


このぬいぐるみたちは、かば祭りの常連だそうです。


バッグから顔をのぞかせるカバ。


見えないところのカバ。


カバのキーホルダーと指輪。


カバのピアス。


カバのパーカー。


カバのTシャツにカバのキャップ。シャツの胸にも赤いカバが。

カバ愛好家はヨーロッパにもいて、日本にもヒポミさん以外にもいるのを知っていたけれど、こんなにたくさん、カバ愛に溢れた人たちがいるとは知らなかった!
なんだか、カバ愛の薄い私が行くのは場違いなような気がして、とうとう行きませんでした。







2024年11月25日月曜日

結婚式の余興

昨日は友人M夫妻の結婚披露宴に行ってきました。
二人は年を重ねた方同士、出席者もそれなりに年を重ねた者ばかり、友人グループごとに新郎新婦の後ろに立って、一緒に記念写真を撮るといったような、和気あいあいとした披露宴でした。


ところで、手品のアトラクションがありました。結婚式での手品は珍しいくないの? たぶん珍しいんじゃないかしら、初めてみました。


いろいろあったのですが、これは箱に入って、ずたずたにされる手品です。


一人が箱に入り、硬そうな板で身体を分断されます。


真ん中をずらすと、後ろが見えている。


そして、箱を180度回すと、完全に消えている。


扉を閉めて、箱をさらに半回転させると、箱の中にはちゃんと人がいました。


そしてこれは、さきほどの女性がこの箱に入って座り、もう一人の女性が鉄の棒を突き立てていく手品です。


どんどん棒を差し込んで、


手品師の女性だけではなく、出席者や新郎新婦までぶすぶすと鉄棒を突き立てました。


身の縮む思いでしたが、鉄棒をすべて抜いてみると、もちろん中に入った女性は無事でした。
一部始終を間近で見ていたけれど、種も仕掛けもわかりませんでした。

さて、同じテーブルに座っていた方が、乾杯のために注がれたシャンパングラスのシャンパン越しに新郎新婦の動画を撮っていらっしゃいました。
ちょうど、二人のなれそめを知る友人夫妻が、乾杯の音頭をとる前に面白おかしくなれそめを語っていらっしゃるときで、泡がふつふつと登っていくシャンパングラスに新郎新婦がぴったり収まっているスマホの画面の面白さに見とれてしまいました。
結構遠く離れていたのに、スマホの拡大倍率のすごさにも驚きました。