我が家は公道から、坂道をちょっと上ったところにあります。
この土地を手に入れたときに、資材を運び込んだりするために、敷地の草刈りに次いで、まずつくった坂道です。来た時には、人一人がやっと歩ける、細い未舗装の道しかありませんでした。それはそれで趣があったのですが、そのままでは、建設も何もできません。
夫がユンボを借りてきて、整地したあと、これも借りたダンプトラックで、採石場まで一日何往復もして石を運び、石を均して、プレートで固めました。
コナラやクヌギはできるだけ切らないようにしたので、入口のところが道路から鋭角で入りにくくなり、途中、木を除けて湾曲しているところもあります。
まったくの素人でしたから、採石を敷く厚さも知りませんでした。いろいろな人に聞いて最大の数値を取り、確か採石だけで40センチの厚みに敷きました。
両脇にはごろた石を並べて、真ん中にグリーンベルトを取り、全体に鉄筋ネットを敷き詰めてあります。
2002年の4月、コンクリート打ちの日には、友人や近所の人たちも手伝いに来てくれました。 ポンプ車も来て、上から順番にコンクリートを流し、それをみんなで均しました。
坂道ですから、滑り止めの対策もする必要があります。
表面がちょっと乾いた時、擦り減った竹ぼうきで、筋目をつけました。
数日後、型枠を外したところです。
幅はぎりぎりですが、採石もコンクリートも厚く、頑丈なので四トン車も入ってくることができます。
採石やコンクリートが厚かったおかげで保温率が高く、雪が降った翌日でも、この坂道はいち早く溶けて乾くので、道が凍って怖い思いをしたことは一度もありません。
さて、坂道が一番汚れるのは落ち葉の季節と、コナラとクヌギの花が散る季節です。
落ち葉のときは葉が積もり、不精していると大きい車が滑って、上ってこられなくなったりするので、わりと頻繁に落ち葉かきをしますが、花が落ちるときは、汚らしいけれど実害がないので、落ちきるまで放りっぱなしです。
やっと落ちきったゴールデンウイーク明け、掃除開始です。
掃除すると、コンクリートもタマリュウも、見違えるようにきれいになります。
すっきりしたところ。
途中、グリーンベルトがぼやけて見えなくなっているところまで、掃除がすんでいるのが、一目瞭然です。
坂道の掃除をするときは、飽きると、お寺の小坊主さんになったつもりになって働きます。
「もう一人くらい小坊主さんがいないかなぁ」
残念ながら、我が家には小坊主は一人いるだけです。




