2024年12月21日土曜日


Kさんが栽培した「大野芋」を持って来てくれました。


一株がバスケットボールより大きい、たくさんの子芋がついていました。
大野芋とは福井県大野の名産の里芋のこと、ねっとりとしたとてもおいしい里芋です。10年ほど前か、大野出身のMさんにいただいたものをKさんにおすそ分けしたところ、Kさんが毎年じょうずに育てているのです。
そのKさんの目が、庭の、枝を払って転がしておいた桜の木に止まりました。


「あれは桜?」
「そうよ」
「薪にするの?」
「そう」
「桜はなめこのいい原木になるんだよなぁ」
「いいよ持って行って。切ってあげましょうか?」


直径13~18センチくらいの太さのところを1メートル弱の長さに切ってあげました。


「あの太いのはどうするの?」
Kさんの視線の先には、幹の一番太いところがありました。割らないとストーブで燃やせないので、後回しになりそうなところです。
「あれも欲しかったら持ってっていいよ」
「あれくらい太いと、2、3年楽しめるんだ」
こちらは、Kさんに自分で切ってもらいました。直径は20センチ以上あり、重いので4つに切りました。


きのこ好きのKさん、ちょうど桜の木を探していたところだったそうです。
よかったね、桜の木。第二の人生が送れて。

夫に切られてしまった桜もナンキンハゼも、切り株からたくさんのひこばえを出しています。ナンキンハゼは太そうなのを2、3本残しておいたら、育ちそうですが、ソメイヨシノもひこばえから育つでしょうか?





 

0 件のコメント: