2021年4月20日火曜日

今年のこいのぼり

私が草むしりしている傍らで、夫が竿に籠玉を揚げる準備をしていました。
籠玉は、軒下に置いて雨が当たらないようにしていましたが、それでも小さな玉が傷みます。やがて、籠玉の準備が整い、竿の下にウインチを取りつけ、竿を留めている鉄棒を抜き、少しずつ傾けたところで、私にも声がかかりました。


倒した竿の先に籠玉の竹を被せ、穴を見つけてそこに細いネジ棒を通して留めたら完成です。
脚立を持ってきて、籠玉をその上に置いて挿すのですが、籠玉は重いし、小さな玉が長い竹の先についているので、小さな玉が地面に押しつけられたり、脚立にこすれたりして折れてしまうので、細心の注意が必要です。例年、気をつけてあげていても、小さい玉が次々と外れ、そのたびにつけ直さなくてはなりません。
ところがどうでしょう!
今年は今までで一番すんなり、一発で揚げることができました。
緊張して作業していたので、写真はありません。2018年はまあまあ、2019年には苦労しています。
そして、2020年も途中写真を撮る余裕がなかったようです。


こいのぼりは、いずれも土浦のいいじまさんからいただいたもの、ナイロン製です。
かつて夫が、ナイロンではなく木綿のこいのぼりが欲しいと、「古河デ蚤の市」で手に入れたことがありました。
ところが、木綿のこいのぼりは重くて、なかなか泳がないし、すぐ竿に巻きつきます。また、雨に降られるとさらに重くなるので、毎日降ろしたり揚げたりしなくてはなりません。
それに比べると、ナイロン製は軽く、揚げたら揚げっぱなしにすることができます。もっともナイロン製でも傷みます。昨年は、緋鯉が破れてしまいました。
そのため、今年はちび鯉しかいなくて、夫は気にしていて、なんとか緋鯉を手に入れようとしています。






2021年4月19日月曜日

小さな赤ちゃん

骨董市で、おもちゃ骨董のさわださんに、
「これ、どう?」
と、箱に入れたままのセルロイドの金魚を勧められました。
「金魚はもっているよ。さわださんのところから来たんじゃないかな?」
「そうかぁ」
そうそう、いろいろ来ています。
一緒に箱に入っていた、赤ちゃん人形を手に取ってみました。大きなへこみもありません。


セルロイドの赤ちゃん人形は、何人か家にいるけれど、手にガラガラを持った赤ちゃんは、なかなかかわいい顔をしています。


以前は、手足のゴムの伸びたセルロイドの人形を見ると、ゴムを取り換えるのが好きでしたが、今はそのままにしておく方が、どちらかといえば好きです。


家にいた、小さい赤ちゃんと。


新入りの赤ちゃんは手にガラガラを持っていますが、前からいた赤ちゃんは哺乳瓶を持っています。


新入りの赤ちゃんは、すっぽり包まれるベビー服を着ています。
セルロイド人形が盛んにつくられた時代、日本にはこんな服はなかったので、輸出向けだったに違いありません。







2021年4月18日日曜日

麦わら細工のマトリョーシカ


我が家の近くでは、月に二度骨董市が開かれています。
1月は東京にコロナの緊急事態宣言が出たので中止、2月は再開されたのを私が知らなかったので行かず、3月はずっと週末のお天気が悪くて中止という具合で、4月第1週になって、今年初めて足を運びました。
でもその日は、東京の大きな骨董市と重なったため出店数が少なく、閑散としていたし、用もあったので早々においとま、今日が私にとっては初めての骨董市のようなものでした。
おもちゃ骨董さわださんの店をのぞくと、待ってましたとばかり犬のミルキーの話になりました。下半身不随のミルキーは、糖尿病の合併症で眼を病んで、どう治療するか、眼球を摘出するか、この2か月は病院通いの辛い日々が続いたのだそうです。辛抱強い犬が痛がって鳴いた、もっと早く気づいてやればよかったとさわださん、嘆くことしきりです。
ミルキーは、3歳で椎間板ヘルニアを患い、おしっこもうんちも自分でできなくなりました。以後10年、さわださんは日に何度も強制排泄を手伝ってきました。おしっこは絞り切れないので腎臓を悪くする犬が多い中、さわださんはお医者さんも感心するほどよくお世話していたのに、運動不足から糖尿病になり、目も悪くしてしまいました。
でも、こんなに世話をしてくれる人なんていないよ、ミルキー。犬みょうりに尽きます。うちの近所の自称動物好きのおじさんなんて、犬が交通事故にあって骨折したら、あっさり安楽死させてしまいました。


さて、そんなさわださんの話を聞きながら、目の端は2体のマトリョーシカを、ちらちらととらえていました。キーロフのライムギを貼ったマトリョーシカと、セルギエフパサードのマトリョーシカが並べて置いてありました。
キーロフのマトリョーシカの麦わら細工は、遠目にも相当手が込んでいます。ミルキーの話が一段落したのを見計らって、マトリョーシカを見せてもらいました。


サラファンの飾りだけでなく、プラトーク(スカーフ)の房飾り、袖の刺繍など、これでもかと麦わらが貼ってあります。


さわださんは、ちょっときつめのマトリョーシカを開けながら、
「たくさん入っていたよ。ほらこんなに」
「まだまだよ。切り込みがあるじゃない」
「えっ、もっと?」
全部開けてみると、最後の一番小さい娘が失われているだけでした。


後姿、とくに赤は退色していなくて、とてもきれいです。
世間の常だと、何ごともシンプルなものが、職人さんの手が上がるにつれてだんだん複雑化し、やがて効率化を求めて手抜きしていき、ものの持つ力が失われてきます。焼き物しかり、建物しかり。それに当てはめると、これは1970年代につくられたものではないかと思われます。


「小さいのは?」
「あぁ、こっちは、中が空っぽ。おまけにつけるよ。こっちの方が古そうだね」
というわけで、底のスタンプがUSSRだけ読める、セルギエフパサードのマトリョーシカはいただいてきました。
確かに、『マトリョーシカ ノート3』を参照すると、1960年代に入るともっと垢抜けしてきます。1950年代のものかもしれません。

「そう言えば、千葉でマトリョーシカをいっぱい集めていた人がいたなぁ。なんていったかなぁ?」
「えぇぇ、さわださん千葉でもお店を出しているの?」
マトリョーシカを集めていた人といえば、道上克さんが思い浮かびましたが、私もとっさで度忘れしてお名前が出てこない、
「年配の男の人でしょう?」
「そうそう、前はこけしを集めていたんだけど、マトリョーシカに替えて」
「間違いない。あの人だわ」
なんてお名前だったかなぁと考えながら、会場をグルっと一回りしたら、道上さんのお名前を思い出したのでさわださんの店に行き、確認しました。
それにしても、道上さんが骨董市を廻っていらっしゃったとき、さわださんとも馴染みだったなんて、世間は狭いものだと思いました。今はどうしていらっしゃるのでしょう?多分世界中のネットオークションで掘り出しものを探していて、骨董市には出かけてはいらっしゃらないのではないかと思います。


さて、まことさんともお話しました。
「今日はにぎやかでいいですねぇ」
「あぁ、お天気もいいしね。でも骨董屋さんたちの高齢化が進んでいるんで、誰彼故障するのよ。今日も3人お休みだよ」
とのことでした。
「若い人は朝早く起きて、重い荷物を運んで、並べたりしまったりしたがらないからね」
そうなんだ、骨董市界にも高齢化の波が押し寄せていたのです。
京都の東寺の「弘法さん」で、骨董市が開かれるようになったのは、1970年代だったでしょうか。やがて、ほかの場所でも行われるようになって、定着したものの、ネットの普及で衰退しそうになっているなんて、知りませんでした。
ネットオークションは、出品者と落札者はものだけのつき合いですが、骨董市は骨董屋さんと客のおつき合いの楽しみがあります。
似ているようで、まったく別ものの感じもします。




 

2021年4月17日土曜日

さすが雑草


このところ、夫は散歩するたびに、草花を摘んできます。
ヤマブキの花の部分だけといった感じ、それらを小さな一輪挿しに入れて、そこいらじゅうに置いています。


イギリスのインクビンも、出番を貰って喜んでいます。


ある日、飾られていたのはカタバミ。
摘まれて時間も経ってないのに、花はもう半閉じになっています。
カタバミは、
「いつも邪魔者扱いされているのに、摘まれて、飾られるなんて、こんな栄誉が」
と、恥じらっているみたいです。


ところで、カタバミ強し。
数日後、いつまでもしおれないどころか、葉は水を吸って勢いを増し、花は実となっていました。






 

2021年4月16日金曜日

おぬし、名ほどでないの


たっぱが7.5センチある垂木を、12センチ長さのビスで留めています。
本当は、15センチのビスの方がいいし、最初は両端は15センチのビスで留めていたのですが、途中から、まっいいかと、12センチのビスを使っています。
長いビスは、ビットとビスが一直線になるようにインパクトドライバーを保ってないと、入っていきません。ひたすら、ビットがビスの頭のお皿から浮かないように押さえつけて、一気に打ち込みます。ぐずぐずしていると、ビットが浮いて、ビスの頭とビットの両方を傷つけてしまいます。

上は、曲がっているけど見た目にはわかりにくい。下のはあきらかな不良品で、ときおり混じっている

12センチほどの長いビスとなると、見た目には真直ぐなのに、わずかに曲がっているものが、わりと混じっています。そんなビスは、打ち込もうとすると頭を振るので、力ずくで押さえつけるようにして打たなくてはなりません。


普通、インパクトドライバーのビットはめったに欠けるものではありませんが、長いビスとなると、細心の注意を払いながら使っていても、欠けてしまいます。
断熱材を入れるための垂木を打ち始めてからだけで、10個くらい欠いてしまいました。


家にあったビットがことごとく欠けてしまったので、買いに行きました。普通のビットだけでなく、強力なビットというものも買ってみました。素材が硬い上、ビットの途中で衝撃を吸収するという緩衝材が入っています。
強力ビットは、5本入りで1198円、普通のビットは、11本(ということは22頭)入りで1098円ですから、強力ビットには、四倍は長持ちしてもらいたいものです。


さて、わくわくしながら強力ビットを使ってみました。


何てこと、ビスを20本打ったか打たないかで、欠けてしまいました。普通のビットより短命でした。

途中でビットが欠けてしまうと、ビットの破片をビスの頭の穴から取り出さなくては、ビスを抜くことができません。ところが強力ビットの頭がスリムなせいか、欠片がビスに埋まってしまっていて、千枚通しでつついても抜くこともできません。
まぁ、ペンチを使ってゆっくりねじりながら抜くことにしますが、踏んだり蹴ったりでした。
やっぱり普通のビットがいい、そんな結論でした。




 

2021年4月15日木曜日

未熟な蛇神

 東に低い山を背負った我が家に、朝日が差し込むのは今の季節は6時半ごろです。



ふと寝室の壁を見たとき、太陽はちょうど我が家の棟の延長線上(軸線上)にありました。ということは、今年初の蛇神が見られるということです。


しかし、外へ出て、影を見てから思い出しました。太陽が低いところから柱に影が差した場合、蛇神はまだ未熟、もう少し上から陽がさす5月すぎまで待たなくてはならないことを。


これでは蛇神に見えません。


朝日は早い。数分で影は傾き、消えていきました。







2021年4月14日水曜日

うちのカバ

私がカバに関心を示すときは、巷やネットでカバを見つけたときです。
「カバコレクターのヒポミさんは持っているかなぁ?」
と、にわかに「カバ情報員」になって、写真を送ったり、サイトを知らせたりします。
ヒポミさんのブログを拝見していて、この世には素適なカバがたくさんいることを知りましたが、作家さんのものなど値は張るし、手元に置きたいとは思いません。
しかし、ガチャガチャのカバ、とくに朝隈俊男さんのカバや、佐藤邦夫さんのカバは、とにかくかわいいし、値も張らないのでつい欲しくなります。
先日、かねぽんさんがフィギュアのカバを2回続けてUPされていました。かねぽんさんもフィギュアのカバがお好きらしい、確か、前にもUPされていたような気がします。



そんなカバたちです。


ミニチュアの動物たちは、なにがしかのストーリーを持って、何匹かでセットになっているものが多いのですが、このカバは、いったどんなカバだったのか、まったく覚えていません。気づいたら、「もうしら寝」というみんな寝ているフィギュアに混じっていたので、その一員だとばかり思っていましたが、寝てないし、どうも違うようです。


朝隈俊男さんの「ハイポーズ」は、カバ、虎、猿、象がセットになっています。ヒポミさんの影響がないころだったら、象が欲しいと思ったかもしれません。今は、カバが一番かわいいと思ってしまいます。


こちらはお手洗いで用を足すカバ、かねぽんさんは小便器で用を足すカバを持っていらっしゃるようですが、そちらも欲しいなぁ、便器が違います。


かねぽんさんのブログを見て、買ってしまったのは、「今日は何キロ?」という名前の、タニタの体組成計に乗るカバです。
タニタRD-915Lは、筋肉の質が計測できる、世界初の体重計のようです。