2025年7月16日水曜日

麦わら細工のホタル籠


先日、ギャラリーKEIANで、ホタル籠を買いました。福島県でつくられたものだそうです。
素材は麦わらだとは思われますが、艶はありません。コムギは折れやすいのでオオムギかカラスムギが適しています。カラスムギでしょうか?


四角い方が底で、尖った方に口があります。


作ろう草玩具』(佐藤邦昭著、築地書館、2004年)に乗っているホタル籠はまったく違うもの、


四角い形をしています。


でも同じ本に「手かご」のつくり方が載っていて、それはこのホタル籠と同じつくり方です。
この編み方、もとはヨーロッパから来たのでしょうか?


かつての織りもの友だちだったEさんのお家には、素晴らしい麦わら細工がありました。
2つを組み合わせにしてリースにしてあるようですが、美しい!!!
麦わらは持っていますが、こんな美しいものをつくれる気は、全くしません。Eさんが行ったことがある地域で、こんな美しい麦わら細工をつくれるのは、北欧かドイツだと思われます。
麦わらは穂のついている一番上の節だけ使います。短い茎ですが、一つの茎に次の茎を差し込みながら継ぎ足して編んでいきます。

日本玩具博物館のブログより

日本玩具博物館で、開かれた麦わら細工の伝承会でつくられた、播磨地域のホタル籠です。地域によっていろいろなホタル籠がつくられました。








 

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