2020年12月5日土曜日

作業日和



今朝は小雨が降っていますが、昨日は朝から晴れ渡った、作業日和の気持ちのいい一日でした。


崩れた物置きの中にしまっていた、腐った木は焼きました。
その昔、夫が自分で伐り出した松の切れ端など、保管には気をつけてきたのですが限界があり、雨に弱い木は傷んでいたのです。


夫が別の場所に物置きを組み立てました。
屋根をかける段になって、組んだまま乗せようとしています。大きくて重いものなので、私だったら分解してつくり直しますが、口だけ出すわけにはいかないので、黙って見ていました。


途中から、別の作業をしていた息子も手伝っています。ユンボで乗せた屋根を所定の場所に置いてクランプで留めるのですが、ユンボは使えないし、屋根はなかなか動きません。


しかし、なんとか乗りました。


どっちみち、ここから物置きがなくなってよかったみたい、もう薄暗くなったというのに、夫は先日伐ったスモモの根を掘りだしにかかっています。スモモは15年ほど前に植木屋さんが余った苗だからとくれたもの、トチやカツラが育ったので日陰になってしまって実が生らないうえ、生った実も熟れる前にハクビシンかアナグマに食べられてしまうので、持てあましていた木でした。


やったね!
根っこは掘り出したものの、土がふかふかすぎて、パスウエイがめり込んでしまわないか、心配になるくらいです。


昔の人は田んぼや畑をつくるとき手で根っこを掘り返しましたが、私は小さなオオムラツツジでさえ、ギブアップしてしまったことがあります。こんな大きな根っこなんて、到底掘り返せません。
ヒトは軟弱になってしまったものです。


さて、材木屋さんのセールがあったので、古い木(よく乾燥した木)を買いました。
梁や柱など、躯体に使う木は材木屋さんからプレカット屋さんに直接運んでもらうので引き取ってきませんでしたが、大引き、野地板、テラス用のヒノキ、間柱、垂木、テーブルやデスクをつくるための厚くて幅広の木などは、運んでもらいました。
材木屋さんの前社長がとにかく木を買うのが好きで、倉庫にはたまりにたまっていたのですが、数年前に新社長になって、何度か整理して放出してくれています。以前、テラスの修理に使ったヒノキもそんなヒノキでしたが、まあ安い安い!
ありがたいことです。





 

12 件のコメント:

かねぽん さんのコメント...

おはようございます。
戦後の話ですが、僕の地元では開拓で木の根を掘り起こすのに爆薬を使ったそうです。GHQの許可がなんとか下りたものの、使われた爆薬は今ほど安全な物ではなく、衝撃を与えると簡単に爆発する厄介な代物でしたので、それで大怪我を負った人もいたそうです。

さんのコメント...

かねぽんさん
わぁ、大変でした。そのころはもう、稀代の力持ちも、地道に力を使う人も少なくなっていたということですね。あるいは、戦争で屈強な男が少なくなっていたということもあるかもしれません。開墾地に住む人の方が先祖伝来の土地に住む人より土地への愛着が強いというのもうなずけます。
それにしても、どの木もすごいです。直根だけでなく四方八方に根を張り巡らしていて、地面からはがされないように頑張っています。

hiyoco さんのコメント...

大量の材木ですね!これだけまとめて買うの、私なら勇気要ります。
息子さんはもうそちらへ引っ越しされたのですか?それとも東京から通っているのでしょうか?
若い働き手がいるのは心強いですね。

昭ちゃん さんのコメント...

 関連した話ですが
戦時中はガソリン不足航空燃料不足で松根油(しょうこんゆ)と呼び
幹に等間隔に鋸の目をいれ流れる松やに(ゴムの採取と同じ方法)と松根も掘り出していました。
ゴムの樹と異なるので僅かなものでしょー
現物は戦後の炭鉱でみましたよ坑内で使う坑木は全部強い松です。
 

さんのコメント...

hiyocoさん
いろいろあって息子は今は無職、こちらでの仕事を探し中です。
家族は東京にいて、週末には帰っていますが、家族が来るのは再来年です。
そうそう、力仕事は頼りになります。でも、昨日は屋根を持ち上げたので身体が痛いって(笑)。

さんのコメント...

昭ちゃん
雨が当たらないところの松は固くて強くて頼りになりますが、雨に濡れるところでは全くダメ、テラスの梁がそうでした。
坑木はあまり湿気ないのですかね?我が家でも框などには松を使っています。松はヤニが出るところはいつまでもヤニが出てきます。しかし、松脂は採ろうと思うと微々たるものでしょうね。
東南アジアにも、ゴムのように傷つけてヤニを採る木がいろいろあって、昔は明かりに使っていました。タイは国境近くは警備のために早くから電気が引かれましたが、内陸の情勢が安定しているようなところは、1990年代にやっと電気が引かれました。それまでオイルランプでした。

昭ちゃん さんのコメント...

 高齢者はすぐ昔話を引き出してごめんね、
私は気球隊水素の方で火薬には関係ありませんが友人が
高射砲隊だったので、、、、
 爆弾というのは構造状二つの部分に分かれ信管と本体で
まず信管部分が当たり本体の火薬に連鎖反応をおこし火薬が異なります。
多分かねぽんさんの話は「信管用」でしょー
戦後古鉄回収で信管を叩いて爆発したり
不発弾処理班が信管部分を外すのに慎重な由縁で信管さえ外せば、、、、
 戦後「二又・ふたまた」トンネル事故
筑豊の名山英彦山の麓で起こった火薬爆発は検索できますので。

さんのコメント...

昭ちゃん
いろいろありがとう。
ラオスでは不発弾の、たぶんその信管を除去して爆弾をいろいろなものに利用しているのを見ました。大きいものは家の柱にしていました(笑)。アメリカはどんだけ爆弾を落としたのか、笑い事ではありませんね。

昭ちゃん さんのコメント...

春姐さん賑やか大好き!!
かねぽんさんも貴重な話ですよ見てくれるかなー
裏取りが大事間違いは気がついた時点で直すこと(私の先生の言葉)
ついでに
猟銃の火薬と実弾とは音が違います。

さんのコメント...

昭ちゃん
もう爆弾はつくらないで欲しいです。
日本もつい最近までクラスター爆弾の部品をつくっていました。

akemifujima さんのコメント...

物置の引越し大作戦、成功おめでとうございます!
パスウェイの延長が楽しみです。

木材の在庫って、製材して在庫するんですね、、、って当たり前のことを最近知りました;;;
BP材って言う名前ですが、在庫しやすい正角材を接着剤ではって、せいの高い梁材にするという方法についての講演会が予定されています。茨城県の県産材普及になるそうです。
本当に普及になるのかなぁ・・・

さんのコメント...

akemifさん
テラスはいったいどういう姿になるのか、私はまだ知りません(笑)。その下の草むしりとか、心配です。
BP材ですか?柱や梁は芯持ち材を使うので、正角材が在庫しやすいというより、柱としての需要もあるので取り揃えているということでしょう。その120㎜とか90㎜の正角材を2本か3本貼り合わせれば、太い木から太い梁材を取るよりずっと安くできるのは間違いありません。集成材と同じ考え方でしょう。
接着剤は水には弱いのですが、室内ですから何とかなるのでしょうね。