2021年6月21日月曜日

獅子かぶり金太郎

日曜日の昨日、起きると雨が降っていました。
「骨董市は無理だろうなぁ」
でも、天気予報では雨があがるとなっていたので、骨董屋さんたちは来て待機しているはずと、お天気を気にしていたら、9時前にはすっかりやみました。
出かけてみると結構な人出で、駐車場も満員、いつもの駐車場には停められず、別の駐車場に停めるほど、知り合いにも、3人も会ってしまいました。そのうちの2人、EちゃんとHさんは、マグノリアくまさんの店にいました。
マグノリアくまさんはいつも美しい品揃え、私は、
「目の保養をさせてくださいね」
と断って見るだけですが、世の中に欲しいと言えるものがそうそうない中、お金さえあれば端から端まで欲しいと思えるような、素適な器が並んでいます。

さて、彼女たちと別れて、おもちゃ骨董のさわださんの店に行くと、私の顔を見るなり、
「あっ、しまった。京都の招き猫、忘れて来ちゃった。こんくらいの小さいやつで座布団がついているんだけど」
と叫んで、親指と人差し指で5、6センチの形をつくりました。
私が京都の招き猫と呼んでいるのはもっと大きいし、京都産寧坂あたりで売っているのはもっと小さいし、見当もつきません。店には常滑系1体と中国製1体の招き猫がいて、そちらは別に勧められもしなかったので、私向きの猫だったのかもしれません。
まっ、出逢えば出逢うし、出逢わなければ出逢わないので、さわださんほど、がっかりもしません。


店先には、金太郎が獅子頭をかぶった、「獅子金」がありました。手に取ると、
「そういうものも集めてるの?」
「集めてるってわけじゃないけれど」
「ええとねぇ、ええと」
「鴻巣でしょう?」
「そうそう。500円!」
古いものとは思われないけれど、ごく新しいものでもなさそうです。


というのは、鴻巣の新しい獅子金の獅子頭には布がついているようなのです。


この獅子金には布は貼りつけてなくて、色が塗られています。しかもそれがかっこいい、後ろ姿がちょっといなせです。
赤ものと呼ばれた、赤く塗った人形は江戸時代から、疱瘡除けにつくられました。
どこかの子どもが疱瘡にかかると、病気平癒のためみんなが赤いものを持ちより、病んだ子どもの枕もとを赤いもので埋め尽くしました。


我が家の赤もののうちの、金太郎さんだけで勢ぞろいさせてみました。
鯛に乗る鯛金、熊に乗る熊金、猪に乗る猪金、そして獅子を被った獅子金というわけです。





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