2023年2月14日火曜日

奇跡ではない!

トルコ大地震から1週間以上経ちましたが、倒壊したがれきの撤去が進むにつれて、死者は増え続けています。
国連は、死者が5万人を超えると推測しています。


そんな中、ブログ『ひつじ飼いとキノコ岩との日常』で紹介されていたのですが、人口4万人ほどのエルズィン市は、被害のもっともひどいハタイ県にあったにもかかわらず、1棟の建物の崩壊もなく、1人の死者も出さなかったそうです。
市長のオッケシ・エルマスオールさんは、
「このあたりに活断層があるのを知っていたので、私は一つとして違法建築に目をつぶらず、許可を与えませんでした」
と語っているそうです。
また、高層建築を建てたいという要請も多かったのですが、それにも許可を与えませんでした。日頃、頭の固い市長と煙たがられていたそうですが、住民には感謝しかないものと思われます。
ちゃんと対策をすれば、被害はもっと少なくて済んだだろうと、残念でなりません。






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