中国のお菓子の型です。
ほとんど花模様ですが、鶏、
魚、
そして人(仏さま?)らしき姿も混じります。
中国の型を使ってつくるお菓子としては
月餅がありますが、この型を使ってどんなお菓子をつくったのでしょう?
一度に22個ものお菓子をつくることができる型、見事です。
裏には「順興陳記」と書かれています。お店の名前だったのでしょうか?
両脇には、持ち手も彫られています。
お菓子の木型は、どこの国のものも素晴らしいものですが、木ではないお菓子の型も味があります。
日本のガラスのゼリー型。
金魚、梅、菊、プレーンなもの、いろいろです。昭和の初めまで使われていたらしいけれど、子どもたちは型から抜いたゼリーを買ったのかしら?
それともガラスごと買ったのかしら?
と、ここまで書いて『びんだま飛ばそ』(庄司太一著、PARCO出版、1997年)を開いてみたら、ガラスのゼリー型は戦前戦後のころ家庭でよく使われた、と書いてありました。
インドのお菓子の型は土でできています。
ペーズリー、花や葉に交じって、魚や貝もあります。下段中央は何でしょうか? 海老にも見えますが。
インドに住む友人からお土産にもらったもの、20年前には普通に売られていたけれど、今でも売られているのかどうか、インドはこの20年で大きく様変わりしてしまったようです。
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