昨日は、「つながる図書館」で知り合った方たちや古い知り合いなど、8名が我が家にいらっしゃいました。
お天気も良く、楽しいひと時を過ごしましたが、つながる図書館は、地域通貨「さとのわ」と並んで、八郷の住人だけでなく、広く周辺の町や村の人々とのつながりもつくる、大切な存在となっています。
私たちはこの春、つながる図書館で開催している「つながる映画館」で、
3月には、『ガザ、素顔の日常』、4月には『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代価』、
新潟港からの帰還船の出航 |
そして、5月には『さよなら あんにょん ちゃいちぇん』を観せていただきました。上映後は、お話会もあり、映画をより印象深いものにしています。
『さよなら あんにょん ちゃいちぇん』は、1959年からはじまった北朝鮮への帰還事業に翻弄された3人の女性を描いたドキュメンタリーです。
敗戦直後、それまでの強制連行もあり、日本には240万人ほどの在日朝鮮人がいました。これまでは日本人とされていたのに急に国籍を失い、半島では朝鮮戦争が勃発、南北分離後、韓国は軍事国家となり、在日朝鮮人たちは行き場所のない厳しい生活を強いられていました。そして情報の少ない中、北朝鮮は「希望の国」と見られていました。
そこに国を挙げての北朝鮮への帰還事業がはじまり、たくさん在日、その配偶者の日本人などが、北朝鮮に渡りました。北朝鮮に渡った多くの在日は、南の出身者だったそうです。
映画は、在日朝鮮人の妻として北朝鮮に渡ったあと脱北した日本人女性、根無し草にはなって欲しくないと息子を北朝鮮に送った在日女性、北朝鮮に渡った在日朝鮮人の母と日本人の父を持ち、北朝鮮で育ったものの脱北した女性の3人を追ったドキュメンタリーでした。どなたも、いろいろな決断をしながら、命からがら生きてきたのに、強い気持ちを持っている、素敵な女性たちでした。
昨日我が家にいらした中に、月一で「つながる食堂」で南インドの料理をつくっている男性がいらっしゃしました。まだ食べていないので、来月は食べに行ってみるつもりです。
南インド料理で画像検索してみると、どの写真にもご飯だけでなくチャパティやプーリーがついているのだけれど、南インドだから主食はお米だけではなかったかしら?
日本のスパイスカレーにほとんどナンがついているみたいに、南インド料理も、日本にきて変形しているのかもしれません。
どんな南インド料理が食べられるか、楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿