山形県渋江の、練りものの鯛乗り恵比寿です。
童の恵比寿がかわいい!
そして、鯛はもっとかわいい!
山形の渋江人形は幕末に京都からやってきた渋江長四郎が、嵯峨人形の手法ではじめたもので、四代目彦吉(享年1965年)まで、張り子だけでなく、土人形、練りものなどいろいろつくっていました
私が同級生のさっちゃんとやすこさんと渋江人形を訪れたのは、1962年ですから、彦吉さんがご存命だったと思われます。
この犬は練りもので、背中には桃のレリーフがありますが、
私の犬は張り子で、桃は描いてあるだけでした。
かわいい犬で、段ボール箱もない時代にガーナからアメリカへと連れまわし、東京郊外に住んでいた時は、よく近所の子どもたちの画材になって汚れ、その後の度重なる引っ越しで、いつの間にか失われてしまいました。
残念で、申し訳ないことでした。
かつて、幼児が5歳まで育つのは大変なことでした。魂が身体にしっかりととどまらないでふらふらするので、育たないと考えられ、魂を身体に結びつけておくために、犬の人形が幼児のそばに置かれました。
そんな祈りを込めた人形です。
かつて、幼児が5歳まで育つのは大変なことでした。魂が身体にしっかりととどまらないでふらふらするので、育たないと考えられ、魂を身体に結びつけておくために、犬の人形が幼児のそばに置かれました。
そんな祈りを込めた人形です。
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