つながる図書館で南インド料理のONE DAYカフェを開いていらっしゃる「田菜ごころ」さんが、1月ほど前にFacebookに、素敵なスパイス柄の手ぬぐいをUPされていました。
調べると、手ぬぐい専門店「かまわぬ」の手ぬぐいで、「田菜ごころ」さんとは色違いでしたがあったので、手に入れました。
とっても素敵な手ぬぐいです。
手染めだそうですが、苅安色(薄黄色)に染めた布に糊を置き、藍で染めているのでしょうか? 写真では藍色に見えていますが、ほぼ黒色です。ちなみに「田菜ごころ」さんの手ぬぐいは地が白のまま、藍色に染めているようでした。
唐辛子、ナツメグ(右下)、丁子、八角、シナモン(左下)など見えます。
カルダモン、クミンシードも見えるけれど、なんだかわからないものもあります(真ん中)。
丸にちょっと尖ったところがあるのは、山椒? そして、大小の水玉は、胡椒、コリアンダーやケシの実などでしょうか?
細長いのは、バニラビーンズです。
手ぬぐい専門店「かまわぬ」では、ほかにも興味深い手ぬぐいを販売しています。
さて、「鎌輪ぬ」という意匠は、文政年間に、七世市川團十郎が舞台の襦袢柄に用いて人気を呼び、今日まで浴衣や手ぬぐい柄で伝承されています。舞台で、何をしても「かまわぬ」という気概を示した図案と言われています。
「かまわぬ」のかまわぬ文様の手ぬぐい。
浅草の手ぬぐい老舗「ふじ屋」のかまわぬ模様の手ぬぐい。
母が父のために縫って、今は夫が着ている寝間着の1枚は、かまわぬ模様です。
2 件のコメント:
すっごい素敵です!カレーなる手ぬぐいシリーズのひとつだったんですね。でもこれがデザインも色も一番いいです。https://kamawanu.jp/news/8089/
hiyocoさん
ありがとう。知らなかった!2年も前のイベントの手ぬぐいの残り(好評で復刻?)だったのですね。そして、藍地に白抜きだと思ったのは写真の撮れ方で実際は苅安に藍掛けしかなかったのですね。
手ぬぐいは赤とか最初はいいけれど使っているうちに何故か飽きてしまいます。その点、藍とか落ち着いた色は飽きないです。
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