2024年9月21日土曜日

長男が糸島に移り住んで早5年、いまだアパート暮らしをしていますが、来年には家を建てるそうです。


家を建てる予定の土地は、地主さんが宅地として6-8分割して売ろうとしていましたが、敷地に入るには川があり、分割して売るには1軒につき1つ、巾4メートルの橋を架けなくてはならず、それでは費用も手間もかさむので売るのを断念していたという格安の土地で、息子がまとめて買って以後、橋を架けました。買った当時は、2メートル幅ほどの狭い橋が1本架かっていただけでした。


敷地は大きなため池に面していて、たくさんの鳥がやってくるのですが、これは何でしょう、前は見なかったのに、ため池の一部が水草に覆われていました。


近づいて見たらヒシでした。
なんと、のらさんにさそわれて北海道に行った時見て以来のヒシ(葉の広がり方が違うけれど)です。


後日ここを訪ねたとき、長い棒を持ってヒシを引き上げようとしてみました。
池とは段差があり、ヒシは全部つながっていたので何度も失敗しましたが、苦心の末、やっと1株手にしました。


今回の旅で、この池以外でもヒシが繁殖しているのを見ましたが、ヒシはどんな条件で繁殖するのでしょう?
私が小さいころ、裏の用水路でヒシを見ることはまれでした。茹でてもらって食べた覚えもありますが、自分で採ったものではなく、誰かにもらったものだったかもしれません。栗のような、甘くてほくほくした味でした。
カンボジアからヴェトナムへの道の、メコン川のフェリーボート乗り場に行ったときは必ずオニヒシの実の茹でたのを買って食べていました。そこには今では橋が架かったとのこと、もうヒシを口にできる機会はないかもしれません。


さて、ヒシは水にさらして表皮をむきました。


ここで、以前買ったヒシと比べてみました。あらっ、大きい!



形も違います。


ため池のヒシは、両側に大きな瘤があるのが特徴です。
ヒシには一体どのくらいの種類があるのでしょう?
オニビシは下向きに棘が4本あるとか、食べてばかりいないで、カンボジアのヒシも取っておけばよかったなぁ、どんな形をしていたのでしょう?
ヒシにいろんな種類があるなんて、考えてもいませんでした。



 

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