2024年9月28日土曜日

コーヒーにこだわる?

我が家ではコーヒーを入れるのは夫の役割です。
夫はせっかちな性格で、豆を挽くのは面倒、回数を入れるのも面倒、一度に手早く、できるだけ多く入れようとするので、豆を嫌って生協の「いつものコーヒー」という粉になったものを使います。


というわけで、先月Uさんがくれた、Uさんが自分で焙煎したコーヒー豆は手つかずでした。

Uさんが来るので、私は調理台の上にあったコーヒーの袋を、とりあえず彼の目につかない戸棚にしまっていました。ところが夫が、Uさんたちがいるときにコーヒーを入れようとして、戸棚から粉の袋を取り出すとき、無神経にもUさんのコーヒーも取り出してそこいらに置いたので、コーヒー豆の袋がUさんの目に留まりました。
「コーヒーは媒染してから50日以内(だったかな?)に飲まないと、味も風味も変わります」
「知ってます。半年に一度来る息子が、置いて行った古いコーヒー豆と新しいのとの香りを「嗅いでみて?」というので嗅いだら、全然違ってました」


飲んでなかったことを恥じ入りながら思い出したのは、九州でHさんからもらったHさんが焙煎した豆です。我が家でだめにするよりUさんに飲んでもらった方がよさそうなので、差し上げようとしました。
「ぼくはHさんから生の豆をもらってますから、いいです。飲むときはぼくのではなく、新しいHさんのコーヒーの方から飲んでください」
と言われました。


いやはや、豆から入れる気になれば、息子が置いて行った充電式のコーヒーミルがあります。挽き方も息子から教えてもらっています。息子はたった10回ほど押して半潰しで使いますが、20回ほど押せば粉になります。


そして、その気になれば、手動のコーヒーミルだってあります。前は使っていました。


夫にコーヒーを入れる役割が移ってから、手動のミルはほとんど使っていません。

このところ、夫がつくったコーヒーが切れたとき、ときおり豆からコーヒーを入れはじめました。味の方は、実は私も夫同様さしてこだわりません。みんな違ってみんないいではないけれど、コーヒー栽培のできない日本で、こうやっていろんなコーヒーを口にできるだけありがたいと思ってしまいます。






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