2023年8月17日木曜日

金鳥蚊取り線香


久しぶりにひらたパンツをはいたら、ゴムがゆるゆるになっていました。
古いゴムを切り、古いゴムの端に新しいゴムに縫いつけて引っ張って、3本の新しいゴムに入れ替えました。
それにしても、金鳥蚊取り線香をそのまま配した布は、なかなかのものです。


そういえば、金鳥蚊取り線香は、この平田パンツがつくられた30年以上前とデザインは同じでしょうか?


箱はないので、缶と比べてみましたが、見事に同じようでした。


ところで、缶の胴の部分は、以前はもっと青かった印象がありました。

大正時代

ところがそれは私の思い違いで、実際は大正時代からわきは白かったみたいでした。箱だとわきの部分の面積が少ないので、そう目立たなかったので、気にしなかったのでしょう。
この写真を見ると、雄鶏の頭の上の「一番ヨクキク」だけは、のちに一番を取って「ヨクキク」に変更されています。
「ヨクキク」は、蚊取り線香の成分である除虫菊の「キク」とかけてあるのかもしれません。

昭和初期のポスター

ロゴの雄鶏の背景は、大正昭和とも黄色(金鳥の金)だったのでしょうか。


ロゴの雄鶏の頭は、「鶏口と為るも牛後と為る勿れ」という中国の古事、つまり大(秦)に屈して牛の尻尾のように生きるよりも、小とは言え、鶏の頭(カシラ)になるべきであるという意味を込めているのだそうです。


たまに室内で蚊取り線香を使うときは菊花せんこうを使いますが、屋外ではキンチョウに頼っています。
キンチョウは、ラジオコマーシャルもクスッと笑えて好きです。





 

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