2026年8月25日火曜日
吉田義和 今戸土人形展
日曜日に、駅まで行ったのに地震で列車が運休していて行くことができなかった、「吉田義和 今戸土人形展」を見に、咋日駒場東大前のべにや民芸店に行ってきました。
いただいた案内状に載っていた「浅草かんのん猫」たちはすっかり売り切れていました。なんでも、初日の日曜日の早い時間に売り切れてしまったとのことでした。
3日目の昨日、招き猫で残っているものといえば丸〆猫1匹だけでした。
いまどきさんが実演もしていらっしゃって、これから絵つけをする人形たちが作業台の上に置いてありましたが、その中にもかんのん猫はいません。
猫でいたのは、火入れ猫2匹と、
丸〆猫2匹です。
狐を1匹いただいて帰ろうとしたら、店主さんがいまどきさんに電話をかけてくださいました。なんと、もうそこまでいらっしゃっているとのこと、お会いすることができました。
いまどきさんは、足を悪くされていました。足はまだなんとか大丈夫な私でさえ、あの渋谷駅のJRから井の頭線への乗り換えの長さにはうんざりだったし、駒場東大前駅の長くて急な階段も青息吐息だったので、杖をついて通われているいまどきさんは、さぞかし大変だったことでしょう。
失礼とは思ったけれど、思い切って訊いてみました。
「あの、朱だけ塗った制作途中の丸〆猫が、欲しいなと思って」
「どうして、完成してないのがいいの?」
いまどきさんにそう訊かれると、答えに詰まります。
「お顔は描いてあるし、白と赤の感じが可愛いから」
「うぅん、絵つけをし終えたら、完結した感じがするんだよねぇ」
そうでしょう。つくる人としたら、そう考えるのが当然です。
「同じ猫でも、描いた時代によって雰囲気が違うけどね」
その一言で納得して、完成している方の丸〆猫をいただいてきました。
右が新入りの丸〆猫です。
いまどきさんの猫は、何匹いても可愛らしいものです。
どの猫がいつやって来たか、記録もつけてない私。緑の前垂れの丸〆猫は、よく見ると鼻先が黒くて、目尻がキリッと上がっていて、目の上の髭も描かれていました。
新しい猫さんは、型が違うのか、ちょっと小さい気がします。
上は招き猫がいないならといただいた胸に宝珠が描かれた狐です。
優しいお顔で、台座も素敵な狐です。
さて、常磐線の特急は、数年前から品川まで乗り入れています。
久しぶりに降りた品川駅は、高校と大学の通学に7年間使っていた馴染みの駅で、当時はがらんどうの殺風景で寂しい駅だったのですが、今は人、人、人で溢れかえっていました。
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おはようございます。
返信削除ふと思ったんですが、土人形の型を土で作る時、雄型から雌型を作るとして、それを繰り返していたら原型が同じでもだんだん小さくなっていくのではないかと。
製品の大きさにばらつきがあるのはそのせいかも。
実際のところどうなんでしょうか。
かねぽんさん
返信削除いまどきさんが焼き締めた土型を使っていたか、石膏型を使っていたか忘れてしまいましたが、基本、型は何度も使えるので、同じ型を使えば「作品」を乾かして焼いたとして、同じ大きさのものが作れます。だんだん甘くなりますが(たとえば細い髭を彫ってあったのが潰れてくるとか)だんだん小さくなることはないと思います。
ところがなんらかの理由で型が失われた時、できた作品を原型にすれば明らかに小さくなりますが、元の原型を使って新しい型を作れば同じ大きさになる原理です。また、原型がないときは小さくなることを見越して新たに焼いた作品が同じくらいの大きさになるように新しい原型を作るのかなと思います。
土は焼くとずいぶん縮むのですが、これは微妙に小さいですね。どうしたのかなぁ。新しく型を作り直されたのかもしれません。
いまどきさんはブログを書いていらっしゃったのですが、なぜだか昨年の11月からブログにアクセスできなくなって更新できないそうです。困ったものですね。ブログ名は、「東京の土人形 今戸焼き?今戸人形?いまどき人形つれづれ」で、見ることはできます。