2013年1月27日日曜日
体調が悪い時
先日、体調を崩して、寝込んでしまいました。
夜半からお腹が痛くなり、下痢、腹痛、吐き気どれもあって、食べ物を摂ることもできず、丸一日ひたすら寝て過ごしました。
その少し前、友人のS夫妻から、
「大相撲の升席を買ったんだけど一緒に観に行かない?」
という、嬉しいお誘いを受けていました。むしゃくしゃすることがあって、衝動買いしたそうです。
私の父も夫の両親も大相撲が大好きでしたが、私がテレビで相撲を観るようになったのはここ数年のことです。
夫は次の日に朝から用事があり、その準備もあるので行けません。そうお断りすると、升席は三人くらいでちょうどいいから、それで構わないと言ってくださいました。
やった、数十年ぶりの大相撲です。券をもらったからと誘われ、父に無理やり連れて行かれた高校生時代以来です。
ところが、不調で起きていられなかったのは大相撲観戦の前日でした。
当日、起き上がってお風呂にも入ってみましたが、ふらふらするし、吐き気も残っていました。
朝早くからバスで東京まで行き、七時間という長丁場を大勢の人の中に座って過ごすなんて、とてもできそうにありません。ということで、申し訳なくも土壇場でお断りしてしまいました。私としても、またとない機会をのがしてしまったのでした。
その大相撲観戦予定日だった日に、何も食べないのもと思って、近所のお蕎麦屋さんに行きました。
ところが、半分も食べるともう食べられなくなりました。
体調を崩していることをお蕎麦屋さんに伝えると、そんなときにいいからと、常備している手延べうどんをくださいました。
実は、夫に
「うどんでも食べるか?」
と聞かれて、うどんは消化に悪いからと、お蕎麦を食べに来たのでした。それなのに、手打ちそば屋さんで手延べうどんをいただいてしまった。ちょっとないことです。
いただいたのは岡山県浅口郡の手延べうどんです。
そして、私が常備しているのは、三重県四日市市の手延べうどんです。これはひやむぎといっても細いうどんくらいの太さで、
うどんは、こんな状態で常備しています。
そうこうしているうちに、夫も吐いてしまいました。吐くなんて、どちらもめったにないことでした。私も夫も食あたりではなくて、風邪の一種だったようでした。
ところが夫は出かけなくてはならない。そこで、水風呂にきちんと(決まり通りに)入って、なんとひどくなるのを抑えて、無事出かけて帰ってきました。
りっぱ!
ちなみに手延べうどんは煮崩れしません。しかもつるつるのど越しよく、確かに食欲がない時は一番です。
そう思うのですが、うどんが消化に悪いという情報は、どこから仕入れたでしょうか。私の祖母は明治の人なのに、体調を崩すと、パンとホットミルクをいただいていました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
8 件のコメント:
はじめまして
コメント記入は初めてですが、いつも楽しく拝読しています。
体調崩されたとのこと、どうぞお大事に。
delさん
初めまして。ありがとうございます。
そして、コメントもありがとうございました。
もうすっかり回復しました。食欲だけは今一つなので、これを機にお正月に増した体重を減らしたいものですが、そろそろ食欲も戻ってくる気配が...(笑)。
これからもよろしくお願いします。
風邪の初期でしたか、症状がいろいろ出たら判りませんからね、
元江戸っ子だから私もそばが大好きでそれも東京風の濃い出汁が一番です。
上京すると、ご馳走するから「もっと旨いものをたべなさいよー」っといわれます。
でも私はいっぱい飲んで「かけそば」がありゃー最高です。
だってすぐに昔にもどれますからね。
体重管理は難しいですね、2キロ増やすのは簡単、2キロ減は大変です。
まだまだ風邪は用心してください。
昭ちゃん
東京風の濃い汁の蕎麦って、どの町にも一軒はあったお蕎麦屋さんの蕎麦ですか?あはは、苦手です!
中途から東京に住んだので、家族みんなで遅く帰った時など「今日は出前にしようか」と運ばれてくる黒い汁の中でくたっとしている蕎麦は、子どもの頃は仕方なく食べていた感じでした。だから蕎麦に開眼したのは、時代も落ち着いて、おいしい手打ち蕎麦が食べられるようになってからです。
東京生まれ東京育ちで、親も江戸っ子の夫は細めが好きですけれど、どんな蕎麦でも好き、乾麺を茹でたのさえ好きです。私の方は、旅をして関西以西のうどん屋に入るとおいしくてほっとしたものでした。根っから薄い色の汁が好きです。
東京のどの町にもあったお蕎麦屋とお寿司屋が消えているという話を、両国に住んでいる友人から聞きました。高齢化と零細化で出前ができない、コンビニや回転寿司に押されて、どんどん消えているという話でした。
茨城は、お蕎麦の本場ですから今はちょっとうるさいですよ(笑)。これは打ちたてじゃないなんて言って。贅沢な。
昨年東京に行ったおり、浅草のあたりでお昼になり、入ったお蕎麦屋さんがその昔風のお蕎麦屋さんでした。やれやれ。「もりそば」でしたが、なんとも、昔のお蕎麦屋を思い出しました(笑)。
九州は関西風なので家内などは驚いています。
勿論戦前ですが子供のころ風呂帰りに父は一杯飲んでザルそば私もざるそば美味しかったですね、
蕎麦屋ででるお湯にそばが二、三本得したような、、。
東京は更科と藪ですね。
昭ちゃん
お風呂帰りの父子蕎麦、いいですね。
藪はなかなかおいしいですよ。あと、長寿庵、増田屋も多かったでしょうか?
私が生まれ育ったのは今の六本木ですが、長寿庵もありました。
あまり懐かしい名前なのでくどくどごめんなさい。
昭ちゃん
そうゆう、よくあったお蕎麦屋さんが消えているそうです。時代の流れですね。
でも、アメ横の餃子屋昇龍のように、昔から変わらずある店を見ると、ほっとしますね。
コメントを投稿