東の窓から入ってくる三角形の陽だまりでまったりする、暑い朝のマル。
「極楽、極楽」
「マル、今は真夏なんですけど」

太陽が高く昇って、小さくなってしまった陽だまりを追っかけてマルも動きました。
うとうとしている間に薄い雲が現れて、陽ざしが弱くなってしまいました。
雲が動いて再び陽だまりがくっきりしたとき、陽だまりは動いていて、マルは取り残されてしまっていました。
「うっかりしてしまった」
さて、せっかく二階に来たのに、陽ざしは棚にしか届いていません。
「まいったなぁ」
「ここ、ここ」
ここだと確実にあったかいのです!
ていうか、真夏なんですけど。
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