2025年1月13日月曜日

『チョッキリ』


たくさんのふしぎ、『チョッキリ』(藤丸篤夫著、福音館、2024年5月号)です。

ミヤマイクビチョッキリ

葉をきれいに切って、卵を産みつけて、巻く、チョッキリの営みには驚いてしますが、たった1センチにも満たない虫の仕事を撮り続けている著者の藤丸さんにもびっくりです。


ミヤマイクビチョッキリ、コナライクビチョッキリ、マルムネチョッキリ、シリブトチョッキリ、ヒメケブカチョッキリ、ハイイロチョッキリ、モモチョッキリ、ドロハマキチョッキリ、イタヤハマキチョッキリ、ブドウハマキチョッキリなどなど、仕事を簡単にすますチョッキリや、数時間かけて揺籃をつくるチョッキリなどいろいろ紹介されている中、ほかのオトシブミやチョッキリがつくった揺籃に卵を産みつける、ちゃっかり者のチョッキリもいるようです。

ハイイロチョッキリ

そういえば、以前kuskusさんにもらったハイイロチョッキリのバッチがあるはずと、あちこちの箱を開けてみたけれど見当たりません。


どの箱にも入っているのは石ばかり、展示室に置いてある箱も見たけれどありません。
一旦箱に入れたら出てこないのかとあきらめかけましたが、「そうだ!」と、古い「八郷の日々」の記事を検索してみたら、案の定箱の写真もあって、どこにしまったか判明しました。
上の棚の写真、赤くて丸い缶(鎌倉豊島屋の小鳩豆楽の缶)は見たのですが、その左に立てて置いてあったペコちゃんの缶は、除湿だるまの陰に隠れていて、見てなかったのです。


チョッキリもゾウムシくらいの大きさがあれば観察しやすいのにと思いますが、そんなに大きかったら葉っぱにぶら下がりながら作業するのが大変かもしれません。




 

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