今日は織物教室の日でしたが、Kさんが体調を崩してお休みするとのこと、寒いしSさんと2人では士気も上がらないと、あっさりお休みにしてしまいました。
先生がいないと、ついさぼりがちになってしまいます。
その近藤さんの家の前に、素敵な看板が立ててありました。
近藤さんが突然亡くなったあと、残された猫のくりちゃんを、有志の方たちが日替わりで餌をあげるなどお世話していました。その中の誰かが、濡れても大丈夫な、油紙みたいな黒い紙を切り抜いて板に貼ってつくったものです。
ところで、1年以上ひとりで頑張ったくりちゃんはちょっと前に怪我をして入院、退院後、近くのゆみこさんの家に引き取られて、幸せな生活を送ることになりました。くりちゃんが教室にいたら、私たちももっと頑張れたかな? くりちゃんは幸せになったのに、私たちは寂しくなり、つい休んでしまいました。
さて、ぽっかり空いた時間、徒然に(戯れに)我が家にある曲げ木の箱を集めてみました。
あるある、まぁ、好きだからたくさんあるとは思っていましたが。
あっ、一番大きな曲げ木の箱を忘れていました。いろいろなお茶を入れて、毎日開け閉めているこのスウェーデンの箱を加えて、全部で32個ありました。
この3つは新しい手法でつくられたものです。
デンマークの菓子入れは、合板で丸くつくったもの、写真にはありませんが、同じつくり方のごみ箱を持っています。
杉のお櫃は見てもよくわからないけれど、薄い杉板を何度もぐるぐる巻いて貼り合わせているようです。
奥の2つはカナダでつくられたシェーカーボックス、手前の3つは日本製のシェーカーボックスです。
チーズやお菓子が入っていた包装用使い捨ての曲げわっぱ、とても捨てられません。
日本のお弁当箱。
スウェーデンのお弁当箱。
スウェーデンのおもちゃの箱と、ボリビアの人形入れの箱。
ルーマニアの曲げわっぱ。
白樺の皮の曲げものは厳密に言うと曲げ木ではありませんが、仲間として含めました。
書くにあたって前の記事を見返していて、タイに住む山地民族のつくった曲げ木の箱をすっかり忘れていたことに気づきました。
へぎ板をラタンで綴ってある、お弁当箱には小さすぎる、すてきな箱です。
曲げ木といえば、ほかにはふるいも曲げ木でできています。
曲げ木の箱は、おもに自分の持っているものから推察して、北欧諸国、ルーマニアなど東欧の国々、北米(に移住したイギリス人)、ボリビア、ロシア、日本、そしてチベットくらいでしかつくられてこなかったと思っていたのに、タイの山地民もつくっていたことがわかり、感激です。
かつては、もっとほかの地域でもつくられていたのかもしれません。
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