レトルト食品はほとんど食べませんが、自分で冷凍したミートソースやカレーなど、ビニール袋に入っているものを取り出すとき、最後の一滴まで取り出したいと思ってしまいます。
そんなときは夫を駆り出して、二人で菜箸で袋の端をはさみ、どちらかが袋をひっぱり、しっかり閉じた2本の菜箸の間を通して中身を取り出してきました。しかし、毎回二人がかりで挑まなくても、何か便利な器具があるはずと、100円ショップにも行かずネットで探すと、フード・バッグ・スクイーザーなるものが、それなりの値段のや安いの、いろいろありました。
その中で、配送料無料で、651円のものを注文してみました。これがあれば、一人で作業できるはずですが、値段も安いので性能は期待せず、とりあえず使ってみようと思いました。
さて、これを注文してから2週間ちょっと経ってから、国際便が届きました。
「何だろう?」
赤道ギニアからの発送で、「取るに足らないちょっとした荷物」と書いてあります。
赤道ギニアから何か受け取る覚えもないといぶかしく思いながら開けてみると、フードバッグスクイーザーでした。
「えっ、あんな遠くから!」
ときおり、ネットで注文した工具などが中国から直接送られてくることがありますが、まさか赤道ギニアから送られてくるなんて、思っても見ませんでした。
赤道ギニアは、2つの島と、カメルーンとガボンにはさまれた大陸部からなっています。赤道近くに位置しているということは、一年中朝6時に日が昇り、夕方6時に陽が沈むはずです。かつてはこのあたりには熱帯多雨林が広がっていましたが、20世紀後半から21世紀初頭の森林伐採によって、多くの森林が失われてしまいました。
さて、フードバッグスクイーザー、さっそく試してみたいけれど、試すものがありません。しかたなく、先についているナイフでビニール袋を切ってみたら、しっかり切れました。これから活躍してくれるでしょうか?
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