2025年5月2日金曜日

大工さんの道具入れ


しばらく前に、f邸の建設現場で大工さんの手づくりの道具入れを見ました。
バケツに塩ビ管の端材を立てて、それにノコギリ、曲尺(さしがね)などを差して、縁にはクランプをはさんでいます。穴を開けた板の下には、バケツが倒れないように重石を入れているのでしょう。
「なんて使いやすそうなんだろう!」
作業しているとき、使っている道具はまとめておきたいものです。私は、小さい道具は籠に入れて持ち歩きますが、ちょっと大きい道具はそこいらにおいて作業し、作業を終えた後は所定の場所に戻します。
夫は段ボール箱やコンテナに道具を入れて作業して、その作業が終わるまで、それぞれの道具を所定の場所に戻すのを嫌がります。ではその作業が終わったとき、その一式を戻すかというと、いつも、
「今忙しいんだ」
と面倒がり、たくさんの段ボールがそのままに放置されるので、道具が見つからなくなってしまいます。

自分の家だったらいちいち決めた場所に戻せるというものの、大工さんの作業場はいつも出先、箱に入れると下のものが取りにくいので、こうやっておくと一目瞭然、探す時間が要りません。


そして先日、2カ月ほど経って作業内容が変わった道具箱を見ました。ノコギリと曲尺のほかは、すっかり顔ぶれが違っていました。


相変わらず、とても使いやすそうです。






 

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