青森県の下川原人形(したかわらにんぎょう)の鯛くわえ猫です。下川原人形ですから、土笛になっています。
箱入りで、説明書が入っていました。
値札も残っていて450円。5代目高谷充治さん(1919-1999年)の作です。
6代目
高谷信夫さん(1952-2016年)の招き猫と比べると、その小ささがわかります。高さ2センチ、長さ5センチしかありません。
さて、
名前が読めないと以前書いた牛乗り天神の名前は、おそらく4代目の高谷徳太郎さん(不明ー1967年)の「徳」ではないかと思われます。
3代目の高谷清六さんは、戦前の1918年(大正7年)に亡くなっています。
下川原人形は、赤土と川砂を混ぜた粘土を型抜きしてつくります。赤土が違うのか、調合の割合が違うのか、鳩笛も含めて、古い作は鉄を多く含んだ濃い色をしています。
ということは、我が家にある鳩笛も4代目の作ではないかと思われます。
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