5月3日は箕の日、久しぶりに箕の話題です。
前にも取り上げたことがあるのですが、昨年の夏(古い話で失礼!)、笠間の「回廊ギャラリー門 」に行くと、備品のフィリピンのルソン島北部の箕を前とは別のところで使っていました。
四角いの丸いの合わせて4つ、並べています。
この網代編みの箕が気になります。
縁の始末の仕方が、東南アジア大陸部の、タイ、ラオス、カンボジアあたりの始末の仕方ですが、大陸部の箕だったら、本体をラタンではなく竹でつくるはずです。
また、ミンダナオの箕ならちょっと楕円で、一部がまっすぐに編まれるのだけれど、きれいな円形であることも気になります。どこから来たのでしょう?
こう見ると、丸い箕も四角い箕も、形といい大きさといい、ディスプレイにピッタリです。
さて、余談ですが、ギャラリー門で私が気に入っているのは中国の古い木の乳母車です。
ここでは箱を置いて使っていますが、箱を除けると、赤ちゃんを中に入れることができます。車を押すと、振動が直に伝わってきそう、道は舗装されていなかっただろうから、室内だけで使われたのかもしれません。
以前行ったときには、乳母車が3台くらいあったのですが、たった一つだけになっていました。
今日は大型連休の真っ最中、笠間で陶炎祭(ひまつり)が開かれています。回廊ギャラリー門もきっと賑わっていることでしょう。
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