2026年6月2日火曜日
『まんがと写真でたどる 戦争と暮らし』
織物教室でご一緒しているさかいひろこさんは、縄文の専門家ですが、イラストや漫画も得意です。
この度発行された、『まんがと写真でたどる 戦争と暮らし』(東京都北区総務部総務課編、2026年3月31日発行)の漫画を描かれています。
冊子は、まずさかいさんの漫画からはじまっています。
この漫画を描くにあたっての苦労話は、昨年から聞いていました。
北区の多くの学童疎開は栃木県だったけれど、なぜ栃木県だったのか。栃木県といってもどの地域だったのか、なぜ選ばれたのか。学童疎開した子どもの声はたくさん残っているけれど、学童疎開を受け入れた人たちの声は残っていない。受け入れた人たちは何を感じていたのか。などなど、描くにあたって調べなくてはならないことが膨大にあったと言います。
また、焼夷弾を撒いたB29は低空を飛んでいたとか、パイロットの顔が見えたという証言がたくさんあるけれど、B29は大型機で、そう低空を飛ぶことは無理ではないか。では低空を飛んでいたのはどんな軍用機だったのか。
描こうとするたびに、疑問が次から次へと浮かんできたそうです。
また、3月10日の東京大空襲は知られていますが、それ以外にも、東京が何回も空襲に襲われたことは、そう知られていません。
北区には兵器工場がたくさんあったので、空襲による焼失区域は広範囲にわたりました。
『まんがと写真でたどる 戦争と暮らし』には、たくさんの写真や資料も紹介されています。
こんなパズルもつくられていたようですが、箱に出口がありません。
通常、このパズルは、一番大きい正方形のコマを他のコマを持ち上げることなく動かして、出口から出すパズルで、「箱入り娘」とか、「スライドパズル」と呼ばれるもので、日本では、1935年(昭和10年)ごろから流行し始めたそうです。
戦後80年を記念して、力の入ったこんな冊子ができたなんて、素晴らしいことでした。
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土偶Tシャツの絵が素敵と思っていたら、本職の方だったんですね!
返信削除北区の疎開先は栃木じゃなくて群馬ではありませんか?