高さ140ミリの、左手を挙げた起(おこし)土人形の招き猫土鈴です。
起土人形の特徴で地塗りの胡粉に雲母を混ぜているので、パールのような輝きがあります。
起土人形の中には、背中は白いままのものもある中、招き猫は背中側も丁寧に彩色されていて、紅白の水引きも似合っています。
「ねこれくと」を参照させていただくと、起土人形は愛知県一宮市(富田村が起町に編入され(中略)、現在は一宮市)の中島家によって明治初期に創始され、おもには大日山美江寺でお蚕祭りの時に授与された蚕鈴をつくっていました。
養蚕と招き猫を含む猫信仰の関係は各地に見られますが、養蚕の最盛期であった昭和の初め頃でさえ、お蚕祭りで授与される蚕鈴は宝珠や米俵を形取ったもので、猫土鈴はなかったのが、なにか面白いところです。
底には前の持ち主のラベルが貼ってあり、「62年(1987年)3月15日」、「富田招き猫土鈴」、「起土人形」と書かれています。起土人形は富田土人形とも呼ばれていました。
これは5代目の中島一夫さん(1925−2004年)のつくられたものです。
首紐から下げているのは、宝珠と鈴2つでしょうか?
挙げた左手は、元々の型がずれていたのかちょっと太くなっています。起土人形は足など凹凸が深いので、型抜きも難しかったようです。
現在は、中島一夫さんのお連れ合いの中島一子さん(99歳)が6代目として制作を続けていらっしゃいますが、残念ながら後継者はいないそうです。
首紐から下げているのは、宝珠と鈴2つでしょうか?
挙げた左手は、元々の型がずれていたのかちょっと太くなっています。起土人形は足など凹凸が深いので、型抜きも難しかったようです。
現在は、中島一夫さんのお連れ合いの中島一子さん(99歳)が6代目として制作を続けていらっしゃいますが、残念ながら後継者はいないそうです。





0 件のコメント:
コメントを投稿