横幅20センチの、柳で編まれた持ち手のついた籠です。
20世紀前半に、ハンガリーでつくられました。
この籠はフレーム型と呼ばれる技法でつくられていて、太い材でフレーム(枠)とリブ(肋)をつくり、細い材で「織り編み」で形づくりながら編み上げるものです。
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| ターシャ・テューダーの『暖炉の火のそばで』より |
中でも、最初に頑丈な素材でフープ(輪)の枠をつくり、それから思い描いた形に編んでいくいくヘン・バスケット(雄鶏の籠)と呼ばれる形は、ケルト時代のスコットランドで考案されたと信じられていますが、世界中で似たタイプの籠が制作されています。
水で湿らせているとはいえ、硬い柳でこれを編むのは大変ではないか、編んだことのない私は、考えただけで肩が凝ってしまいます。
左はイギリスの籠です。
フレーム型の籠はとても頑丈で、かつては石炭など重いものを運ぶのに使われました。
最初に頑丈な材でフープ(枠、縁)をつくり、持ち手も取りつけ、リブ(肋)を揃えて、それから細い柳で編んでいます。
このリブ(肋)を一点に集めているところ、どうやって硬い材を収めているのか、きれいに収まっていることに感心してしまいます。
対象のきれいな形をつくるために、両側から編み進めて、真ん中で終わるように編むそうです。
イギリスの籠(右)の持ち手は、太い材を2本フープ(枠)に固定し、2本を合わせて割った平たい材で巻いてあります。
ハンガリーの籠は小さい籠にもかかわらず、持ち手として太い材を3本も使っていて、持ちやすいのだけれど、バランスとしては「太すぎるんじゃない?」と思われる仕上がりです。
世界中にあるとはいえ、日本にはない編み方の籠です。










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