2011年11月17日木曜日

てんてこ舞いの朝





お隣のKさん、Jさんに手伝ってもらって、久しぶりにコンクリートを打ちました。
カメラをポケットに入れていたけれど、いつもながら作業中は犬猫の手も借りたいてんてこ舞い、やっと一枚だけ撮れました。
ミキサー車の運転手さんによっては、バルブの開閉しかしない人もいますが、今日の人はなにかと手伝ってくれる人です。コンクリートを入れたネコを押してくれたりしました。




今日のコンクリート量は二立米ちょっと。
門の基礎と、




作業棟への斜路など打ちました。




斜路は、しばらく時間を置いてから、凹凸をつけました。
凹凸にするには、古い竹箒で刷毛目をつけるのが一般的ですが、凝り性の夫はそれでは満足できません。




コンクリートの面を取るための三角形の部材を、丸太に打ちつけて道具をつくり、ごろごろ転がして、凹凸をつけました。




斜路の真ん中は、これから石の板を置いて、石段にします。
そして、斜路の手前には、コンクリートの上にごろた石を置いて、南から北へと通じる、洗い出しの通路をつくりました。






2011年11月16日水曜日

ガラスの蓋もの






ムクロジを拾った日、拾ったその足で、骨董屋さんに寄りました。
以前見たガラスの蓋ものが、売れないでまだあるでしょうか?

ありました。
さっさと買っておけばよかったのですが、むやみに買うわけにもいきません。そのときそのときの都合があります。
今回は、ムクロジを入れるという目的がはっきりしているので、大威張りで手に入れられます。




ガラスの蓋ものは、蓋がくもっていたり、蓋ががたがたしたり、意外とぴったり閉まるものがないそうです。
ちょっと背が高いのですが、これも理科関係の蓋ものだったのでしょうか。


2011年11月15日火曜日

銅版打ち出しの箱いろいろ





カンボジアの銅版打ち出しの箱です。




このふくろうは、身も蓋も、一枚の銅版を打ち出してつくってあります。




ところが、丸い箱は、蓋の天部分と、身の底部分に、別の銅版を貼り足しています。蓋の上部の広がったところや、身の下部の、蓋止めの帯や、広がった部分は、打ち出して形づくってあります。

丸ごと打ち出しの方が、ずっと簡単そうですが、単に材料を節約するためにつないだのでしょう。
確かに、切り落としの、小さな端っ切れでもつくれそうです。
たっぷりとした、使い勝手のいい箱です。




この箱は、持つとずっしり重く、鋳物かと思うほどですが、やはり打ち出しです。




装飾目的で、板を細く切って、蓋の上部、縁の周りなどに貼りつけています。




蓋と身を交互に丸めた中に、針金を通して、きちっと蓋が閉まるようにできています。
角は引っ込んでいるし、ずいぶん手のかかっている箱です。
何を入れたものでしょうか?
本当にカンボジアの人々は箱好きです。






家のと違う!





Kの家には、私たちの共通の友人、川崎毅さんの焼き物も、そこここに転がっています。
「これは胴にひびが入ってて、庭に転がしていたのをもらってきたんだ」
と、ほぼ実物大の黒い猫。




「それでさぁ。同じようなやつで、ライオンつくってって頼んだんだ」
それは大胆な!
「なんかすごく困っちゃったみたいで。ほら、このライオン、困った顔しているでしょう」
確かに。





「そしたら、猫とライオン見て、お袋がウサギが欲しいって言って」
「へぇぇ、こんなのつくっていたんだ。知らなかった」
これも、ほぼ実物大です。




「この埴輪みたいなのも、彼のだっけ?」
「そうだよ。新築したときにつくってもらったやつ。あのころ小さい窯しかなかったから、たいへんだったろうなぁ」
そう、思い出しました。新築当時はまだ、まわりが畑ばかりで、このオブジェたちが家の屋根に乗っているのが、見えました。40年ほど前です。

「地震や台風で転んだり、落ちて割れちゃったりしたんで、降ろしちゃった」
ここは、中央線の駅まで歩いて五分の場所、今ではすっかり家が建て込んでしまって、道からはKの家が見えません。




子どもたちが生まれたときの足型もあります。




「えっ、これも?」
「そうだよ」
川崎毅さんの蓋ものでした。

Kの家にある川崎毅さんのつくったものは、我が家にあるものたちとは、ずいぶん違う表情を見せています。

この違いは、どこから来るのでしょう?








2011年11月14日月曜日

ワンダーランド Kの家



「いろいろやらなくてはならないことがあるのに、何も手につかない。ただ、ぼんやりしてしまう」
といった意味のメールが旧友Kから届いたのは、一ヶ月くらい前です。
「まさか、ウツ?」
男は人生の転機に弱いものです。

Kの家は、母の家のすぐ近くにあります。日曜日に母の家の帰りに寄ってみました。




Kは変わりありませんでした。
よかった。




Kの家を訪ねたのは、じつに三十数年ぶりです。私たちが何度も引越しを繰り返していたあいだ、Kは一つ家に暮らしていました。
じっくり暮らして発酵した面白さ。部屋の隅々までワンダーランドのようで、ついつい写真を撮ってしまいました。




夫に、常々、
「細部だけ見ていちゃだめ、全体も見なきゃ」
と言われています。
それなのに、今回も見たのは細部だけ。壁の一面を占めている、圧巻のモダンジャズのレコードコレクションも、全体の写真は撮り忘れました。




こんな写真だけでは、伝わってきません。




それでも細部が面白い。




しかも、三十数年前からちっとも変わっていないところもあるのです。
壁が真っ青に塗られたお手洗いの窓に置いた、青いガラスビンも、昔のままでした。









2011年11月13日日曜日

台所道具 ボウル編





不要なものはごちゃごちゃ持っているけれど、実生活はシンプルにしたいし、わりとシンプルなつもりでした。
ところが、キッチンボウルを並べてみたら、こんなにありました。げっ!

でも、どれも使用頻度は低くありません。
毎日のようにシンクの下やその横の引き出しから、大きいものは食品庫の棚から、出たり入ったり、めまぐるしく働いています。




もっとも大きいボウルたちは、直径32-36センチ。
大量のお餅を搗く前に、もち米を水に浸すときだけでなく、茹でた麺類を冷やすとき、大量の野菜を洗うときなど、出番が多いものです。

食品庫の棚に、大きい笊や飯台とともに立てかけて置いていますが、頻繁に出し入れしていて、最近横に入れておいたたいせつなガラスビンを割ってしまいました。あ~ぁ。




次に大きな深型のボウルです。
昨日のもち米(またお餅を搗きました)は2キロだけなので、二晩浸しておくのに使っていました。精白したもち米は一晩浸しますが、赤米のように玄米に近い、あまり精白していないものは二晩か三晩浸します。




アメリカ製の、薄いステンレスのボウルです。ご長寿ものですが、軽いし、水切れがいいので、使いやすくて大好きなボウルです。




無印良品のボウル。
一番大きいのが直径21センチで、一番小さいボウル以外は、笊がセットになっています。
小さい方から二つ目のボウルはもう一つあり、犬の水飲みにしています。
猫?猫はお風呂に入っているとお湯をもらいにきたり、金魚の泳ぐつくばいから飲んだりと、気ままです。



リンク

柳宗理のボウル。大きいのは笊とセットです。
小さい方の三つは、以前息子から、
「欲しかったら使っていいよ」
と、もらったものです。七、八年経ってから、結婚した息子が我が家に来たときのこと、
「あっ、Kくんの引き出物だ」
と、なんか欲しそうな目で見ています。
「返して欲しい?」
「うん」
というわけで引き出物は息子に返しました。

しかし、小さいボウルは料理の下ごしらえのとき一度にたくさん使うので、ないとなにかと不便です。というわけで、また買ってしまいました。




注ぎ口と容量の目盛のついたボウルは、軽量カップでは間に合わないほどの液体を計るとき、とても便利です。
厚焼き卵、ホットケーキ、ワッフル、お好み焼きなどをつくるときは、注ぎ口があるのでいつもこれが登場します。




1960-70年代のフィンランドのアラビア社のほうろうのボウルです。
縁を切りっぱなしの仕上げが特徴でした。もっぱら、野菜ジュースマシーンの受け皿として使っています。




小さなアルミのボウルです。
すりおろした生姜、小口切りにしたねぎ、つぶしたにんにくなど、ほんの少しのものを入れるのに使います。




他のボウルに比べると、重さがあり、割れる心配もあるファイヤーキングのボウルだけは、出番がちょっと少なめでしょうか。収納場所も、台所ではなく、食器棚に収まっています。
色のきれいな果物、イチゴなどを盛ったりすると、きれいです。




私のクッキングボウルの原点のこのを、無視するわけにはいきません。
その昔、祖母と暮らしていたとき、祖母がボウル代わりに使っていたものです。当時、アルマイトのボウルは、家にはまだありませんでした。同じくらいの大きさで、赤絵の入った鉢もありました。

自転車で魚屋さんが漁師町から新鮮なアナゴを持ってくると、その漁師町生まれの祖母は豪勢に20匹くらい割いてもらいます。
それを七輪で焼き、ボウル代わりの鉢に砂糖、しょうゆ、お酒でつくったたれをたっぷり入れ、焼いたアナゴをたれにつけてまた焼き、蒲焼をつくりました。
あたりにいい匂いが立ち込めました。

その夜は、アナゴの食べ放題です。
焼いたアナゴをご飯に乗せて、私と弟はたれをかけて、祖父母はたれだけでなく熱いお茶もかけて蓋をして、ちょっと蒸らしてからいただく、大ご馳走でした。

この鉢を見ると、そのときの薄暗い土間の台所の様子がよみがえります。



2011年11月12日土曜日

犬猫用出入り口





犬猫の出入り口は、人間の出入り口の隣、土間のベンチの下にあります。
「よいしょ」




「あらっ、木の葉がくっついちゃった」




「さっ、今日は無理せずに、犬用階段でも登りましょうかね」