温水ボイラー

油だき温水ボイラーの調子が、昨年の暮れから悪くなっていました。と言っても、お風呂の追いだきができないだけでお湯は出るので、問題ないと言えば問題がないのですが、お風呂は熱くして入りたい、入っているときもすぐ追いだきしたくなるのが私たちです。
お正月はやってくるし、九州から息子は来るしで、暮れのうちにボイラーを見てもらうと、あっさり限界だと言われてしまいました。２００７年製なので１７年間もよく持ったとまで言われました。
ところが、諦めきれずにじたばた試しているうちに、追いだきもできるようになったりして、新しいボイラーを買うのを伸ばし伸ばしにして、お正月も過ごしました。でも、調子が今一つであることには変わりなく、とうとう新しいのを設置してもらおうと連絡し、見積もりに来てもらいました。
灯油を燃料としますが、OMソーラーに対応のできるもので、夏は屋根の上のガラス箱にためた熱を取り込んで、お湯として貯湯機にためるので、機種は限られています。すぐ手に入るかどうか心配しましたが、わりと早くに対応してもらうことができました。

家を建てたときは、ボイラーの設置や配管まで、すべて夫が一人でやりましたが、さすがにその気は失せています。というか、夫はいつも一つのことに集中しているタイプで、家をつくるときは一生懸命でしたが、その維持は関心の外にあります。家のメンテナンスの、切れた電球（蛍光灯スタイルの、受けとセットになっているもので、私にはできない）の取り換えもやってくれないし、草刈りや生垣の手入れもやってくれません。

さて、油だき温水ボイラーは、今週の火曜日に工事の方が２人来て、３時間ほどかかって新しいのと取り替えてくれました。１７年経っているというのにまったく同じ機種でした。

どんなに仕上がったんだろうとテープの巻き方を見ると、夫がやったのほぼ同じでした。
夫はよく、私が大工しかできないとせせら笑い、電気工事や水道工事をする自分を自慢しますが、一度もやったことのない配管や配線をよくやったものだと、改めて感心しました。