大分の手つきの四角い籠です。
もともと、日用の豆腐籠としてあったものを、岩田淳子さんがアレンジされたものです。
蓋には丁番がついていて、蓋が落ちたり、開けたときになくなったりしないようになっているので、籠バッグとして使えます。
ちょっと郵便局までというときは、この小さな豆腐籠や、やはり大分の湯籠がとっても便利です。
財布、メガネ、カメラ、二つ三つのレジ袋と、最小限のものが入ります。
そして、豆腐籠には蓋があるので、安心感もあります。
丸い籠を丸く編むのも技術がいりますが、四角い籠を四角く編むにも、高度な技術がいります。
まっすぐな部分の長さが同じでないといけないからです。
細部も、とてもきれいにできています。
丁番を留めた真鍮釘も、きれいに処理してあります。
おもちゃの籠も、左後ろのオカベテゴも、もとはと言えば豆腐籠です。
そして、お重になった重ね籠は、中国の影響を色濃く受けています。
どれも、大分、熊本、鹿児島など、九州の籠です。
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