2018年3月30日金曜日

とびら


北側の扉ができました。
といっても、蝶番やドアノブをこれからつけなくてはなりません。
北側の扉は、枠の中部分に松の板を使いましたが、幅が37センチもある幅広の板は、これ一枚、あるだけです。
南側の扉の中部分には、どんな板を使おうかと、手持ちの材を物色します。八寸幅の杉板をぶつぶつ切って横並べするのが一番簡単ですが、できれば、ほかにあまり使い道がない板を使いたいものです。


目をつけたのは、ケヤキです。
真ん中の節だらけの板が一番面白いのですが、厚みがありすぎます。また、こんなに節の多い木を、自動かんなに掛けるのも至難の業です。
というわけで、右の長い板にしました。ずいぶん前に、薪用にと、製材所でいただいたものです。


重いので、まず扱いやすい大きさに切りました。
そして、扉に横に並びで収めるよう、薄くして相じゃくり加工もしました。


この左の板は、大きな丸い節があって気に入っていたのですが、


形に切ってから不用意に自動かんなに掛けたら、節のところが逆目になってしまって、欠けて、使いものにならなくなりました。
しかたなく、右側の予備につくって置いた、ありきたりの部分を使いました。


まず、片方の縦枠に横枠を差し込んでおいてから、中板を横向きに並べて入れ、片側の枠をはめます。


素材としてのケヤキはあまり好きじゃないけれど、贅沢は言えません。


相じゃくりは、溝ができるようにつくったので、外側だけですが、溝が入りました。





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