夫が病院に、持病の薬を貰いに行きました。
いつも、とても待たされる病院ですが、夫が先週体調を崩していたこともあり、すっかり回復してはいるのですが、私の運転で行きました。
病院に夫を送ってから、私はホームセンターに行って買いものをしました。ゆっくり買い物をして病院まで戻ってきたのですが、まだ時間はたっぷりありそうでした。
というわけで、久しぶりに病院の近くの、地元では「みみっちょさま」と呼ばれている、耳守神社に行ってみました。
すぐ近くには人家もないのですが、境内はきれいに手入れされていました。
ここは、耳が悪い人がお参りに来る神社です。
耳がよく通るようにとの竹筒には、願いが書かれて、ぶら下げられています。
千羽鶴が奉納してあるのは、耳がよくなったお礼でしょうか?
お供えはお豆腐がいいとか、一丁供えられているのを見ました。
5 件のコメント:
春さま
耳関連の奉納物では、よく石に穴を穿けたもの(穴があいて通じるのごろあわせ)を見かけますが、この竹筒のタイプは初めて知りました。糸電話や聴診器などとどこか似た、このような竹筒型ですと石に穴をあけるよりもずっと製作も簡易ですし、納めたもんおを廃棄するにも土に返りずっとエコですね。願文を書きやすい利点もありますね、みみっちょ様おそるべし!!
フナコレタロさん
竹筒に紐を通しているのがミソらしいです(^^♪
竹筒に書かれた文字を読むと、メニエール病の方、耳の聞こえない方、耳が遠くなった方やその家族がお参りされているようです。
近くの足尾山(スカイツリーとほぼ同じ高さ)の頂上近くにある足尾神社は脚の神さまでした。もとは「葦穂山」だったものが、脚の悪い方やその家族の方が登るので足尾山になったそうです。もう神社はありませんが、神社あとには義足やら松葉づえやら、土に返りにくい(笑)ものが積んであり、治った方が多かったことを示していますが、足尾の神は今は信仰の現役からは退かれています。
それに比べ、みみっちょさまは、ばりばりの現役のようでした。
春さま
たしかに紐を通し耳が通じることの暗喩の素晴らしさ。ときどき神社仏閣を訪れてもご本尊やカミサマの有り難味は否応なしに感じるものの、どこか付随の庶民信仰の文物に興味が向いてしまいます。奉納絵馬などがかけられていると、他所様が書かれた願文を、ついしげしげと読んでしまう悪い癖があります。現役バリバリ、ご利益バリバリ、みみっちょさまLOVE!
春さま
雑文ながら、こちらは以前わたしのブログに載せてみた、身体関連の奉納物です。
http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-337.html
http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-371.html
奉納物に託された庶民の願いは、昔も今も変わらずでした。
フナコレタロさん
当時、私はフナコレタロさんのブログを覗いてなかったのかしら?三方石観世音の御手足堂は初めて拝見しました。圧巻で、堪能させていただきました。よい経験をなさいましたね。
私は2016年11月にはビーチコーミングのため若狭に行って、三方五湖のあたりも通りましたが、海で白樺浮きを拾うことしか頭にありませんでした(笑)。白樺の皮でつくった漁網の浮きは、ロシアから流れ来るのか、はたまた北朝鮮からか、よくわかってないところにロマンをかきたてられていました。
御手足堂に供えられた手足や乳、どれも魂が宿っていますね。
手足は当たり前のように動いてくれていますが、年取ると予告もなしに動きにくくなります。座れない、座ったら立てない、きれいな形に歩けないなどなど。そんな思いを受け止める三方石観世音、いいなぁ。
富山に石ころの浜を見に行きたいと思っているので、そのとき行こうと思います(^^♪
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