我が家には、祖母、母、娘の三世代の犬と、猫のトラと一緒にいたことがありました。
犬たちはそれぞれ名前を呼べばくるし、トラは名前を呼ぶと、必ず尻尾の先をチョイチョイと動かしました。若いころは名前を呼んでもすぐには来なかったものの、聞こえるところにいたときは、必ずこちらを注目していました。
そして、晩年は呼ぶと、飛んできていました。
ところがタマとマルは、名前を呼んでも一向に反応しません。
一緒に育ったからわからないのかと、1匹でいるときはとくに名前を連呼、食事時に1匹いないときも外に向かって大声で名前を呼びますが、自分に名前があることを知っている気配がありません。
トラを呼ぶと、必ず動いていた尻尾。
タマもマルも、呼んでも尻尾の先は微動だにしません。
自分に名前があることどうすれば気づくのか、見当もつきません。
「芸する猫っているよね?」
とはなちゃん。
「スイッチを押して、ドミノをしている猫を見たことがあるけどなぁ」
はなちゃんは、タマとマルに向かって、
「お手!」
い言いますが、彼らは知らん顔。名前もわからないのに、お手をするはずもありません。
4 件のコメント:
尻尾も振ってくれないのは、ちょっと寂しいですね。
昔実家でインコ1羽を飼っていましたが、やはり2羽以上で飼うと言葉を覚えないと聞きました。うちのインコは妹の名前や家の住所をよく連呼していました。
hiyocoさん
自分が何者かは知らなくても、まぁ問題はないのですが、多頭飼いしている人で、もっと複雑な名前を付けている人の猫たちは、自分の名前を認識しているのかどうか、ちょっと気になります。
犬は複数いても自分の名前を認識していました。
我が家の猫たち、家の内外を自由に行き来できるのでストレスはないと思うのですが、今日も夕食を食べた後、影も形も見えません。どこで、何をしているのでしょうね(笑)。名前を呼んでも無駄だし(笑)。
こんばんは。
ニワトリも同じです。
単独で飼育するとよく懐いて人のあとをついてきたりするんですが、複数で飼うとダメです。
かねぽんさん
そうか、彼らの間で社会が完結しているので、人との関係に違いが出るのですね。
確かにトラも、犬がすべていなくなってから、より親愛の情を見せるようになった気が(笑)。まっ、いずれにしても幸せに暮らしているってことですね(^^♪
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