私は、左官仕事を苦手としてきました。
それでも、7、8年前までは悪戦苦闘しながら、作業棟の外壁や門の壁の一部など、下塗りだけはすましたところもありました。しかし、道半ばで力尽きて、今では簡単にしゃがんだり立ったりできないので、そのままになっていました。
作業棟の室内は、足場がないこともあって、まだどこも下地のままです。
さて、夫が設計したf邸では、左官仕事を、以前我が家の母屋を仕上げてくれたつかださんにお願いしていたので、久しぶりにつかださんの仕事を見る機会がありました。いやはや凄い!わけなく、あっというまに壁が仕上がっていきます。夫とも相談して、中断している我が家の壁塗りを、つかださんにお願いすることにしました。
以前、我が家に来た建築家の方にあきれられたことがありました。普通、人目につく「顔」である表だけは、何があっても仕上げるものなのに、恥ずかしげもなく下地が見えていたからです。
「春になって、気温が上がったら行きましょう」
と言っていたつかださんが、ついに来てくれました。
1日目に、外壁で下地が見えていたところはすべて下塗りされ、2日目には漆喰で仕上げ塗りされました。
写真は、門の左端です。
壁の右側は坂を上ってきたらまず目に入るところ、植木が邪魔なので下塗りをしてなくて、あきれられた壁です。でも左側部分は、見えないところです。材木置き場の屋根が迫っているので、屋根の上下から塗らなければならないし、面倒だったらそのままでいいと伝えたのですが、つかださんは塗ってくれました。
全く手つかずのところも、下塗りで灰色だったところも、白いしっくい壁になりました。
作業棟の屋根と下屋の屋根の間の壁は、下塗りしたところと下塗りもしてないところがありましたが、今では下塗りされて灰色です。これが、やがて真っ白になったら印象が違うことでしょう。



2 件のコメント:
塚田さん、本当にスラスラと延ばしていかれますよね。で、何故あのように薄く仕上がるのか…不思議です。今は何でも機械化されて精密さが当たり前なだけに、とても新鮮に感じます。
afさん
つかださんの左官は、「なんちゃってしっくい」ではないので、下塗りも仕上げもあれでわりと厚みがあります。お父さんも左官屋さんで、八郷が家を建て替えるラッシュのころ左官を始めたつかださんは、よそに修行に行く間もなくお父さんを手伝い始めたそうです。
左官が見事なだけでなく、お茶の時間とかお昼の時間にしっかり間に合わせるのが、私から見れば奇跡です(笑)。ちょっと足りないので練り直したら余り過ぎて、また別のところを塗らなくてはならなくなるなど、私にとって左官仕事はエンドレスでした(爆)。
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