生ごみ処理装置のキエーロの中がスイカ畑になってから、ときおりスイカの根を除けながら生ごみをキエーロに埋めていましたが面倒になり、最近は収集ごみに生ごみを混ぜていました。庭に埋めると、イノシシ、ハクビシンなどに掘り返される恐れがあるからです。
しかしそれでは何のためにキエーロを置いているのかということになるので、意を決してスイカと対決することにしました。
蓋を開けてみると、スイカの葉っぱや蔓が、びっくり箱の中身のように勢いよく飛び出してきました。元気いっぱいです。
しかも、実までつけています。
心を鬼にして、しかし、根はしっかり除けながら掘ってみると、大小の芋虫がいるわいるわ、気持ちよく暮らしているところを起こされた芋虫たちは、慌てて潜り込みます。
なんとか生ごみを埋めた後、葉を蓋で痛めないようにまとめて押し込んでから蓋をしましたが、スイカの苗も肥やしにして、一度土をしっかり混ぜる方がいいのだろうなとは思ったことでした。
その昔、加賀の千代女は、
「朝顔に つるべ取られて もらい水」
という句を残しましたが、私はといえば、
「スイカめに キエーロ取られて とほほのほ」
でした。
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