卵入れのワイヤーバスケットは、ヨーロッパの台所用品の象徴的な存在に思えます。
運びやすく、置いても安定して、しかも卵が動かず、割れにくいようにできていることには、感心してしまいます。
ところが、時代は変わって、冷蔵庫の扉には卵置き場があるし、紙の卵パックもよくできていて、ワイヤーバスケットの出番はなかなかありません。
我が家でも、以前は卵を入れていましたが、いまはもっぱら残った菓子パン入れになっています。
というのは、パンを紙袋に入れたまま置いておくと、夜中にパン好きの猫が食べてしまうからです。
ついうっかりして、何度も泥棒されてしまいましたが、猫の顔より大きいアンパンを、丸々食べられてしまった時には、悔しがるより猫の健康を気にしました。
パンは入れておくだけでも大丈夫ですが、こうして吊っておけばなお安全です。
我が家の卵は、養鶏をしている友人Gさんからいただく撥ね卵です。毎週、読んだ新聞をあげて、卵をいただいています。Gさんの家は山奥で、新聞は配達されないのです。
というわけで、形も大きさもいろいろの卵を、いつもおいしくいただいています。
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